ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

2018年6月の行動計画

いやはや。シェアハウス問題に揺れた5月。

タスクが一気に増えたので、イベント参加はままならなかったけど、そのおかげで、捨てられない4つの「軸」が明確になった。 

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さて、6月の行動計画。

参加するもの

・6/5_書くを通じて社会をよくする→○

・6/7_共感コミュニケーション→○

・6/14_シェアハウスのつくりかた→×

・6/16_台湾夜市→×

・6/17_むらコトアカデミー1回目→○

・6/22_梅しごとワークショップ→○

・6/30_しまコト説明会→×

主催するもの

・6/10_あるものさがしワークショップ→○

・6/26_キチ呑み→×(7/7へ)

風呂敷広げるのは大切だけど、取捨選択もまた大切だね。

2018年夏のボーナス

会社員の数少ない楽しみ、ボーナスシーズンの到来である。

試算によると、今回は36万ほど自己投資に回せるので、今日はその計画を練りたい!ぱちぱちぱち。

 

早速ながら、最近の興味は次の5点である。

①田舎暮らしスタディツアー

②シェアハウス運営

③ワークショップ主宰

④副業

⑤美容

「投資」が要るのは①④⑤だとして、必要経費を考えてみると、

①田舎暮らしスタディツアー:13万

・遠野:8万→×

・奈良:2万→⚪︎

・長野:3万

・宮崎:不明→×

④副業:5万

・PC購入:5万→×

⑤美容:3万

アルビオン:2万→⚪︎

・衣類を新調:1万→×

ということで、計21万。15万も余るけど、冬のボーナスが減るから備えよう!←?

にしても、ぶっちぎりに高いのが「遠野」である。

西村佳哲さんによる5泊6日のワークショップ。内容を考えれば高くないし、「迷ったら行く」が鉄則だけど、大枚はたくからには、人生動かす「きっかけ」にしないと!

 

そういえば釜山とカオハガン島にも行きたかったな。ビール醸造もしたいんだったな!

それでも獲得したいもの

忙しい…。

タスク山積みで回ってない…。

「その割にブログ書いてる」人に見えるだろうか。だとしたらちょっと違うのだ。

忙しいとどうなるって、時間よりも体力よりも、モチベーションが下がる。ときどき書いて整理して、それを取り戻す必要があるのだ。

 

前置き長くなったけど、忙しさの要因は次の4+1。

①田舎暮らしスタディツアー

②シェアハウス運営

③ワークショップ主宰

④ライターやカウンセラーの副業

ポンコツ後輩の指導

ほとんどは自分のしたいこと。だからモチベーションは下がらないはず。なのに動けなくさせるのが、「忙しさ」の正体である。

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私はバーで独り呑みしながら、それぞれの「目的」を整理してみた。

①田舎暮らしスタディツアー

生きるのに本当に必要なことを知り、その優先順位が高い暮らしをしたい

②シェアハウス運営

「生きるのに必要なこと」の1つが、たぶん「コミュニティ」である。その方法を学びたい

③ワークショップ主宰

「コミュニティ」で生きるには、たぶん「能力のシェア」が必要である。その方法を学びたい

④ライターやカウンセラーの副業

①②③に集中するため、会社を辞めたい。稼げる見込みを見せないと辞めさせてもらえないので

ポンコツ後輩の指導

で、現実について回るのはコイツ。目的なんかないけど完全な見切りは本意ではないので、イノベーションを起こす方向で頑張る!

 

ということで、①までの道のりの長いこと!

しかし遅々とではあるけれど、私のプランは進んでいるのだ。

1.2年で片付くこともないだろうが、前進だけはしていこう。

①田舎暮らし:2020年9月メドに多拠点化

②シェアハウス運営:2020年4月メドに本業化

③ワークショップ主宰:2019年9月メドに本業化

④ライターやカウンセラーの副業:2019年4月メドに本業化

ポンコツ後輩の指導:2018年9月まで

辛いときこそ「伝える」が前提

あれから、半年。

都立駒込病院に、再検診に行ってきた。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」というが、こんなことでもなきゃ思い出さない。あの「ガンとの関わりなし」と言い渡された日、帰り道の団子坂で、涙が溢れた日のことは。 

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体調を崩したのは、「働きすぎ」が原因であった。

私は、顔に似合わずホスピタリティが高いほうで、大きなことから小さなことまで、人に助けを求められる。

で、現場を助けているうちはまだよかったが、次第に営業で病んだ新卒(=扱いづらい)とか、新任のリーダー(=上司)とかが、取り敢えず私のところに入るようになった。共に働く以上、教えなければならないから、通常業務は抱えたままで、実質、教育担当だ。仕事が増えた。

とはいえ、これ自体は悪いことじゃない。仕事がなくなるよりはマシだ。

悪かったのは、毎晩、深夜まで働くほど仕事が溢れても、相談できる人がいなかったこと。「察してくれる」を期待して、声を上げずに耐え続けたこと。

結果、ストレスが体に出た。

会社は体までは案じてくれない。それは自分で守るしかない。「ゆかちゃん、今のままじゃいけないよ」と、体が教えてくれたような気がした。

 

そして半年後の現在。

私の働きかたは、以前よりもマシになった。帰りたければ帰るし、納得できなきゃ反発もする。

もちろん真面目に働くのは大切なこと。だけど「したくないこと」を決め「しません」と伝えるのも、同じぐらい大切なことだ。

鬼に見える上司でも、頑張っているメンバーに辛さを抱えさせたいわけじゃない。

「上司なんだから分かれ!」と影で文句いうぐらいなら、どうすれば分かり合えるか、考えたほうが早いのだ。

辛いときは表明する。伝わらなければボイコットしてでも伝える。

会社に私の代わりはいても、私に私の代わりはいない。

ブラウンズフィールドの「食べるために働く」

米を食べること39年にして、初めての「田植え」をしてきました。

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田植えといえば、水を張った田んぼに足を取られ、泥んこになりながらするもの、というイメージ。

実際、慣れるまでは底なしに感じられ、足が抜けなくなることもありましたが、それも含めて、大地と一緒になりながら、大地に糧を植えていく感覚は、「働く」と「食べる」の循環を感じる、とても貴重な経験でした。

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今回田植えをさせてもらったのは、千葉県いすみ市にある「ブラウンズフィールド」。

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ここは「豊かな暮らし」に興味ある人には有名な施設で、田んぼ、畑といった「農」を中心に、古民家カフェやゲストハウス、イベントスペースなどが併設されています。

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田植えの後は、全員で食卓へ。

ずらりと並ぶ惣菜は、ブラウンズフィールド産の材料を、丁寧に料理されたものばかり。

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この3倍は並んだ食卓。食いしん坊も大興奮!

「いただきます」と「ごちそうさま」が自然に出てくる幸せな味ばかりで、

1人ひとりの仕事が、幸せに還元されていく、そのさまを見せつけられたのでした。

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ブラウンズフィールドには10人ぐらいのスタッフがいて、ある人は農、ある人は食といった具合に役割が分かれているのですが、賞賛すべきはそのシンプルさです!

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ここの人たちは文字通り「食べるため」に働いています。

「働かなければ食べていけない」の意味合いがまるで違うというか、要は、どっかの会社員みたいに「食べるために稼ぐために、今たまたま自分より偉いとされている人の、理不尽に耐えてまで働く」ということがありません。※例えです

「働く」ことが「食べる」ことに、そして「幸せ」に直結しているのです。

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さて、ここでの経験を通して、今後取り組みたいネクストステップは「食べるために働く」を学ぶこと。

それは「農」だったり「食」だったりするでしょうが、食べるために働くこと、そして楽しく食べること、それを毎日できる人が、本当の勝ち組なんじゃないかと。だからそれに近づくために、学びを始めようじゃないかと。

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まだ会社員が辞められないんで、月イチぐらいで始めます。

危機の機は転機の機

ついに私の笹舟が、海に出たような今日この頃。

起きる問題のレベルが今までの比じゃなく、起きたら起きたで「戦うしかない!」と、立ち向かう自分がいる。

何かというと、家がなくなる危機である。

新法施行に伴い、ゲストハウス営業ができなくなったことは過去にも書いたが、それによって立ち退くと、たちまち取り壊されて、マンションになってしまうこの家。

しかし、これほどの物件はなかなかないので、シェアハウスとして存続すべく、住民の求人をすることになった。

peraichi.com

運命の日は6/15(金)。

TV番組じゃあるまいし、この日までに決まらなければ、新しい物件を見つけて立ち退かなければならない。

どうやって求人するかノウハウもないまま、ここの魅力は何か、原稿にどう表現するか、などなど真剣な議論を交わし、奇跡の2日でLP完成!!!

スピード優先で進めたため、雑なところ大いにあり、怒らせてしまった人もいたけど、しかし、多くの出会いや協力が得られたことも、決して忘れてはならない。

危機の機は転機の機。

全速力で走っていれば、その辺の空気は逆風になるのだ。

帆を張れ、帆を!

というわけで、鼓舞して泣かずに立ってます。

ストーリーを大切に

中学生の頃に、私は漫画を描いていた。

登場人物は同級生。よく似たイラストと人物描写が人気を博し、単行本(ノート)が学年中に出回り「次の巻はまだ?」と急かされることも珍しくなかった。

設定だけはゲイだったり、今考えれば前衛的なところもあったが、

1人ひとりの個性に目を向け、その組み合わせを楽しむこと。中学生の私は、それが大好きだったのだ。

そんなことを思い出したのは、あるイベントがきっかけだった。

それは「AND STORY」という、新規サービスのイベント。

www.andstory.co

AND STORYとは、「街歩きしましょう」とか「ハンドメイドしましょう」とか、一見「TABICA」や「ストアカ」みたいな、スキル共有サービスなのだが、ちょっとだけ違うのは「ストーリー」に着目していること。

例えば「ゆかこさんは〇〇をしている人です」というのがあって、であれば「なぜ」それをしているのか、そこに至るまでのストーリーに着目しているのだ。

イベント中には、自己紹介ならぬ「なぜ紹介」という時間があって、自分が今している〇〇に対し「なぜ」を深めて共有する中で、私は漫画を思い出した。

私は昔から、人の個性に目を向けたい。そしてそれを組み合わせ、世界を楽しくしたいのだと。

そんな私が、4月から始めたワークショップ「あるもの探し」は、まさに、1人ひとりの個性に目を向けようという企画で、

来たる5月27日には、発展形のイベントを開催する!(いきなり告知)

今回のテーマは美容、そして人気者のFさんが講師ということで、早くも満員御礼だけど、

打ち合わせでは、Fさんが美容を頑張る「なぜ」を通して、単なる美容以上の学びが得られた。

人の個性に目を向け、その組み合わせを楽しみたいという子供の頃からの欲求。それがこうして機会になるとは。ストーリーというものは、なかなか侮れない存在のようだ。

養老渓谷ミステリーツアー

GWに、紅葉と温泉で有名な「養老渓谷」に行った。

目的は観光ではなく、キャンプ場の候補地視察だ。

20年以上、事業としてキャンプに関わり、いつか自分のキャンプ場を、というRさんの夢に、拠点を増やしたいTさんと、田舎暮らししたい私が乗っかり、日帰りツアーが実現した。

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初めての養老渓谷は、なかなかのミステリーツアーだった。

まず前日に「汚れてもいい格好で」と念を押された。業者さんからもらった地図は、明治9年製のため現況がまるで不明。自力ではたどり着けないのか、当日の待ち合わせは、12キロ離れたパーキングエリア。そして「車が傷むといけないから」と、途中で四駆に乗り換えた。一体、どんな土地が待っているんだ!

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舗装のない道でごろごろと揺られ、気分はほぼサファリパーク。そして到着した土地は、3万坪の原野だった。東京ドーム2個分。。。

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聞けば、30年かけて開拓したが、メンバーが高齢化したため、それも含めて譲りたいという。

か、開拓! 開拓から!?

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あちこちに猪の足跡

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パワースポットっぽい滝壺

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結局、この土地は買わないことになりそうだけど、面白かったことは2つ。

  • 開拓者たちとの出会い

田舎暮らしに憧れる私は、自給自足したり、自分で家を建てたりする人の情報を見聞きする。ただ、直接目にするのは、今回が初めてだった。

自ら拓いた土地のあれこれを、懐かしそうに(少し寂しそうに)案内してくれるおじいさんたち。未開拓の土地で過ごした時間は、きっと毎日が冒険だったはず。

そんな想像をしてみると、姿は確かに老人だが、心はどこか少年っぽく、その志だけでも引き継いであげたいような気がした。

  • 少年のような時間

今回のツアーは、キャンプ場が欲しいRさんと、それを面白がる私たちがいたことで成立。元は行きつけの「なか卯」で出た、軽い呟きがきっかけだった。

私たちの関係は、「近くに住んでるだけの人」であって、ビジネスパートナーではない。だけど小さな夢を共有するっていうのかな、それに便乗してみることで、こんなワクワクするときが過ごせるのだ。

私は友達が少なくて、家で漫画ばっかり描いてる子供だったけど、今、こんな年になって初めて、親に内緒で秘密基地作ってる、少年気分を味わった。 

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ということで、気の置けない仲間と過ごす、ちょっと意味のありそうな時間は楽しい。

「実になるか」なんて分からないけど、今後はもっと軽やかに、こういう時間を増やしていきたい。

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

このキラキラした世界に、ぴったりの名前をつけたい

ジェットコースターのような2日間だった。

5月2日、立ち退きをネタに仲間を集め、アイディアまでも頂いてしまうイベントを開催。

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20人ぐらいが集まって、深夜まで及ぶ熱い議論。

皆さんの真剣な表情が印象に残りすぎて、内容はほとんど忘れたけど(役に立たない!)、その間、ここの気温は、近隣より3℃は高かったんじゃないだろうか。

イベントはどんどん人が増え、座るスペースもなくなったので、私は独りRさんの店に避難。

すると、10年以上の付き合いになるという、障がい児キャンプ仲間が集まっているそうで、これはこれで熱い。

それぞれがどんな想いで参加を続けているのか、初対面なのに深い共有ができ、ぬくぬくした心で帰宅。

翌5月3日は、「あるもの探し」ワークショップ後続企画の打ち合わせ。

趣味なのに、本業で培ったスキルをフル活用して、これまた真剣な議論。

自分たちはどうありたいのか、だから何に取り組むのか。打ち合わせはびっくりするほどスムーズに進んで、私は前日のことも含めて、こう感じた。

根っこの価値観が揃っていれば、合意形成が早いだけでなく、実に意味のある濃い時間が過ごせる、と。

逆にそれがないから、「論理」とかいう体温のないもので合意形成しなければならないのかも。

…という悪口は置いといて、

私はそういう「意味のある時間」を増やして、それをしっかり記録していきたいと感じた。

そして、そのそれぞれにいつか、ぴったりの綺麗な名前をつけたい。

一緒に冒険をする

39才の誕生日に、母からもらった図書カードで、本を買った。

発売日に本を買うなんて、「りぼん」以来じゃないだろうか。

それほど楽しみだった本は、西村佳哲さん5年ぶりの新刊「一緒に冒険をする」。

タイトルだけでも刺さるけれど、その中身はもう、今、興味のあることが全部書いてあった。

詳しくは読んでもらうとして、

私はここ1年ぐらい、自分で自分の進む方向を決めたくて、それをずっと探してきて、

しかしそれが見つかったところで、独りでは不安だと躊躇していたところに、どんどん仲間が増えてきたこの頃。

まさに「一緒に冒険をする」わけで、この人たちがいれば、何か大丈夫そうな気しかしなくて、

そんな感覚を一足先に生きている人たちが、この本にはいっぱい出てくるのだ。

 

死ぬほどの失敗でなければ、それは成功の種になり得る。

…というより、「成功」なんかしなくたって、一緒ならプロセスそのものが成果であり、楽しい楽しい冒険なのだ。

地図を見れば幸せになれる時代は終わった。自分の鼻で、脚で、歌いながらたどり着かねば。