ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

ムクゲと花とコミュニケーション

玄関に「ムクゲ」を置いてみた。

ムクゲは韓国の国花であり、名前をムグンファ(無窮花)というが、暑い夏でも窮することなく咲き続けるさまが、韓国人の性格にぴったり来るということらしい。

そんなことを考えながら、花壇より2本ほど剪定。ぴったりの花瓶があったので、内心うししと笑う。

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そんな小噺はさておき、最近ある人から、「花を飾る」という行為は、コミュニケーションであると聞いた。

花を飾る=見る人に対する敬意やおもてなしの表現だとして、見る人は花を通し、それを感じることになる。

飾りかたは問わず、花を置くでも、花壇を整えるでも、コミュニケーション=それを飾った人と、見る人との間に感情の交換が生まれるのだ。たとえ、顔を合わせなくても。

 

それに関連して、「PR」という言葉は、Public Relationsの略だとも聞いた。PRの仕事4年もやってるのに、、、「アピール」と違うんだ。。。

花の例から考えると、PRとは自分が公=Publicに対して、こういう関係性=Relationsを求めています、の表現となるだろうか。

要はPR=私はこういう人で、こういう想いがあって、あなたにこれを提供することで、こういう関係を結びたいです、を伝えることを指し、

目立つことを目的とする「アピール」とは本質的に異なり、そこには双方向性があるのだ。

 

だから何なんだって感じでしょうけど、私はこれによって、大きな納得を得た。

花を飾るにしても、PRするにしても、もっというと、掃除するにしても、化粧するにしても、明るい表情を作るにしても、前提には人との関係性があるのだ。

社会がどんどん便利になって、最近じゃ1日出かけなくたって、人と喋らなくたって働けてしまう日が増えた。

だけど、コミュニケーションが少ない日は、スケジュール的にスムーズでもどこか虚しく、目的に欠ける感じがする。

きっとそれは、働く=人のためにすることだったり、人間=人の間と書くものだったり、何か本質的で根源的な何かを指しているからなんだろう。

ぬか漬け始めました

たまには日常的なネタでも。

ちょっと前に「ぬか漬け」を始めました。

ぬか床の管理が面倒とか聞くけど、実はそうでもなく、毎日ちょちょっと混ぜるだけだし、混ぜられない日は冷蔵庫入れとけばOKだし。

翌日にはもう漬かるから、料理として楽なことこの上ない。

 

中でも私が好きなのは、ぬか床と自分の間にある、コンビネーションのようなもの。

混ぜて野菜を埋めるたびに「オッケーオッケー。あとはこっちで漬けとくから!」的な声が聞こえる(ような気がする)。職人気質の相棒って感じ。

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そしてもう1つ好きなのは、入れた野菜のエキスで、ぬか床がどんどん育っていくこと。

始めは粉っぽくて、ぱさぱさしていたぬか床が、漬ければ漬けるほどしっとりしてきて、私のオリジナルが育ちつつある。

昔はぬか床もって嫁に行ったなんて聞くけど、確かに捨てられないの分かる。だって、声が聞こえるんだもの。

 

こうなってくると、次は野菜にこだわりたくなる。どんどん育っていくんだから、良いものを入れたいじゃないの。

マルシェでも行こうかしら。

2018年9月の行動計画

平成最後の夏が去ろうとしている。

私にとっては30代最後の夏でもあり、新たな元号と40代をゆるやかに離陸するために、必要な整理をした夏だった。

どういう意味かというと、良くも悪くも「自分で」生きるしかないということだ。

まだまだ「可能性」とかいえた若い頃と違って、できることできないこと、したいことしたくないことがはっきりしてきた。どんなに努力したって、伸びない部分はもう伸びないという感覚もある。

そんなへなちょこな部分も含め、これから何を「自分で」頑張っていくのか。その選球眼こそが、重要になっていく気がするのだ。

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今後の方針は、引き続き「しぜんとはたらく」をキーワードに、①心身管理を重視しつつ、②キャリアコンサルタントになる(資格勉強開始)、③自然栽培や発酵に関する探求を深める(クラフトビールはここ)、④創発を軸に人と関わる(シェアハウスと移住ツアーはここ)、とする。ま、大きくは同じか。

 

30代は残り230日。1日1個実行するのじゃ。

《心身の管理》

  • ジョギング
    └9/5
  • よもぎ蒸し
    └9/27
  • ホットヨガ
    └9/3
  • マッサージ
  • 健康体重を維持⇒×
  • モテマスリム購入
    └9/3
  • 寝たいときは寝る
    └9/24
  • 散髪
    └9/8

《キャリアコンサルタント

  • GCDFを受講する
    └9/22└9/29└9/30
  • 過去問を解く⇒×

《自然栽培と発酵》

  • ベランダ園芸⇒×
  • クラフトビール店研究⇒×
  • ビール自作キットを買う
  • 梅酒完成
    └9/22
  • 酵素シロップを仕込む
    └9/2

創発

  • 東京キチを愉しむ
    └9/5└9/11
  • リクルートを愉しむ
    └9/6└9/7└9/12└9/19└9/20└9/26└9/28
  • むらコト受講
    └9/9
  • イベントごと参加
    └9/1└9/2└9/10└9/13
  • 箱根山
    └9/14└9/15└9/16└9/17
  • 本を読了する
    └9/14└9/25
  • 1日1回人の役に立つ
    └9/4└9/21
  • 和装
    └9/1└9/23
  • 来年移住するかを決める
    └9/18
  • 今の部署(会社)を去るか決める
    └9/18

《10月以降》

  • 子宮を治す@12/13に検査結果
  • 穂高養生園に行く@11/22
  • 寺田本家に行く@10/6
  • パラダイスビアに行く@10/7
  • 篠山に行く@10/8-9
  • ビールを仕込む@10月
  • 味噌を仕込む@10月
  • キムチを仕込む@11月
  • 会津に行く@10/20-21
  • 津和野に行く@10/28
  • オーストラリアに行く@12月
  • カオハガン島に行く@3月
  • 柴犬を借りる
  • 姫フォトを撮る@4月
  • 奈良麻を縫う
  • 目標額まで貯蓄@3月
  • 1日1回受容と共感
  • 1日1人深く感謝する

今週のお題「#平成最後の夏」

10年後にこの世を去るとして

さくらももこ死去がニュースになっているが、私は今夜、Tさんの通夜であった。

死因はがん。享年49才と、早すぎる別れである。

 

Tさんとの出会いは、3年ぐらい前の「文京社会起業講座」だった。

父上から受け継いだ古民家を商用利用できないかということで来られていて、その後、イベントスペース「健康古民家かのう」をオープンさせた。

www.kenko-kanoh.com

「健康」と銘打っているのは、Tさん自身が、がんを自然治癒させた経験から。

悪いところをすぐに切り落とす医療より、生活改善こそが大切なんだというコンセプトの下、私が味噌造りイベントに参加させてもらったのは、今から10ヶ月前のこと。

そのときは元気だったのに、今年の6月、がんが再発して入院。8月には帰らぬ人となったわけだから、本当に呆気ない。死は突然にやって来る。

 

通夜は通夜で、サクサクと呆気なかった。

悲しむ暇を与えない、ためではないだろうが、オペレーティブでシステマティックで、「死」を扱ってはいるものの、それ以外扱ってないというか、残されるのは生者なんだから、そこから「生」を考えなければならないだろうということで、私なりに感じるところを、書き残そうとしているのがイマココである。

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実は(?)私の子宮は、健康的な状態ではない。

1年前から軽微な異常があって、軽微ゆえに治療法らしい治療法はなく、生活改善で治すしかなくて、

一方で軽微なくせに、「治さなければ5〜10年後にがんになります」と約束された状態で、にも関わらず1年間、治ってないのがイマココ。

生活改善の難しさと、もしこのまま治らず、約束通りがんになったとして、私が10年後の今日、Tさんのように見送られる可能性だってなくはないってことに、怖ろしさを感じる。死は突然に来るんだから。

 

…そんなことを悶々と考えていたら、ちきりんのツイートが目に入った。

ふむ。

長生きしたときの貯金も大切だけど、早死にしたときの悔いなき人生も大切だと。

だとしたら私はシンプルに、好きな人と同じ空気が吸いたい。そして、好きな人がもっと増えるような行動をしたい。

その土台として、健康な体と経済的安定が欲しい、かなぁ。難しいことはもうどうでもよくて、心に素直に行動したい。

本当にイマココだけの感覚だけど。

 

Tさん、どうもありがとうございました。

だから余白が必要だ -Team Dynamics編-

昨日書いた「永すぎた土曜日」。そもそものきっかけは、6月からシェアメイトになったM嬢の誕生日会だった。

…って書くと、夜な夜なパーティーでもしてるように見えるだろうが、実は全員集まることなどほぼない。これはたまたまだったのだ。

たまたま①オーナーTさんがいたところに、私とT嬢が似たようなタイミングで帰ってきた

たまたま②Tさんが、自分がベトナム行く前に日本酒飲み干そうと提案した

たまたま③T嬢の誕生日でもあったので、3人で飲むことにした

たまたま④M嬢とAndrewくんが似たようなタイミングで帰ってきた

ので、全員(+近所のA嬢)で盛り上がってしまい、翌朝、私の携帯に土曜のプランがメモしてあったと。※酔ってました

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その結果がこれ!

独り暮らしだと自分以外が「帰ってくる」ことなどないので、こんなことはまず起こりえない。1×1は永遠に1だ。

ところが1×5には、5以上の力がある。

これは土曜に限ったことではなく、例えば掃除当番にしても飲み会にしても、1人ですれば「点」でしかないものが、2人だと「線」に、3人だと「面」に、4人だと「立体」に、といった形で、展開の速度と質がまるで違うのだ。これがチームというものか。

まっ、T嬢もM嬢もホームステイのAくんもとっても優秀なのだが、しかし優秀な人が数集まったからって、こうなるとは限らない。要は「余白」の違いだろう。

望ましい状態とは、それぞれがシェアハウスという「みんなの生活」に関わる意思をもっていること。自分の生活だけでいっぱいいっぱいにならず、「たまたま」を受け容れる余白をもっていること。

人数の多さ×能力の高さ×余白の多さ=チーム力、っていうのか。こういう気づきを得られること、そこの仲間でいられることに、ほんっと感謝しかない日々である。

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だから余白が必要だ -Andrew編-

平成最後の夏ってわけじゃないけど、「TOKYOの夏」をやり切った土曜日があった。

朝6時半に谷中で坐禅⇒8時に日本橋で相撲部屋見学⇒10時に人形町で参拝&大正浪漫の喫茶店で朝食⇒11時に秋葉原⇒16時に家で着物&習字⇒18時に谷中で盆踊り

って、鬼のスケジュールだったけど、これには理由があってだな。

家にホームステイしていたAndrewくん(from NY)が、TOKYO最後の1日だったので、これをどうにか盛り上げようと、シェアメイト一丸となり、上のプランをやり切ったのだ。

私の立場としては、(数日前に酔った勢いで)プラン提案してしまったため、坐禅&相撲&着物らへんで暗躍して、その責任を回収した…つもり。

猛暑の中、厳しいスケジュールだったけど、Andrewくんも「Perfect!」を連発していたから、満足してくれたんだろう、きっと。

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AndrewくんとシェアメイトM嬢

さて、日本には「生き金/死に金」という言葉があるけれど、私はこの1日を通して、「生き時間/死に時間」という感覚を得た。

というのも、この日は勿論、楽しい1日だったけど、それ以上の何かを感じたのだ。

私の感覚だと、ただ遊んで楽しいだけでは生き時間とは呼べないというか、もう1段深いところに、人それぞれ「生き時間の条件」があるような気がする。

私の条件は「人に喜んでもらうために、自分の知恵と技能でフルコミットすること」だろうか。

ま、感情表現できないですし、金も力もないですし、それぐらいしか提供するものがない、ともいうけど、要するに自分はこれなら頑張れる!ってものを、発見できたということ。

M嬢が、あちこち連れ出すのを厭わないように、T嬢が、夜な夜なトークを厭わないように。って、分かりづらい文ですみません。

というわけで改めて、TOKYOの夏は楽しかったけど、決してそれだけじゃなく、Andrewくんやシェアメイトのみんなに、重要な示唆を与えてもらいました。

うーん、40近くなってもこんなことがあるもんだ。Thank you sooo much!!

(「余白」の意味は次回に続きます)

思考でコントロールできない感情について

ここんとこ、どうにも耳から離れない曲があって、よくよく調べてみたら、フジファブリックの「若者のすべて」だった。 

www.youtube.com

フジファブリックというと、10年ほど前にボーカルが亡くなったことは覚えていたが、調べてみたらその人は、私と同世代な上に、奥田民生の影響が強いと。そりゃ、気になるに決まってるわ。

www.youtube.com

というわけで、これでもかとYouTubeリピート。改めてでもそれに共鳴するとき、私はそっち側にいるのを感じて、それに共鳴しないとき、私はこっち側にいるのを感じる。

そっちこっちというのは、大人になる前の自分と、なった後の自分である。素直な感情にフタをしてるか、してないかの違い。感情を殺してでも生きるのを合理的だと感じるとき、子供は大人になるのだろう。 

あれこれ迷うのは、この子供と大人の間らへんの、葛藤にまみれた時期だ。子供みたいに感情だけでは生きられず、とはいえ大人みたいに合理だけでも生きられない。だから迷うし、表現するし、ロックなんかはそれでできているのかもしれない。

 

何がいいたいかというと、この感覚を忘れたくないのだ。

悲しいものは悲しい。切ないものは切ない。だからこそ嬉しいものは嬉しいし、共感はそこにしか生まれない。

それが感情である以上、ポジティブなものだけを残すことはできなくて、どんなに忌み嫌ったとしても、ネガティブなものを含め味わうのが人生だ。

頭でっかちにならないために、みずみずしさを失わないために、新陳代謝のできる心でありたい。

ビール醸造家への道 -4-

「PARADISE BEER」の唐澤秀さんにお会いしました。

こちら、自然栽培×クラフトビール醸造をしている、日本で恐らく唯一の方。

最近、自然栽培したい!クラフトビール造りたい!と騒いでいたら、その両立してる人いるよと、教えてくれた嬢あり、こんなにすぐに会えたのです。世界はほんとーに素晴らしい! 

www.facebook.com

さて、今回のイベントは、「茨城移住計画」さんによるものでした。

にも関わらず、私も含め多くの人が(移住ではなく)ビール目当てでの参加。

何故ならば、それほどまでに旨いんです!!!

私は初めてだったけど、その後のキリンラガーがまずく感じてしまうほど(これはこれで不幸)。

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濁りがあるのは酵母がいきいき働いているから

そんな中でも、魅了されたのは唐澤さんの人柄ー!

自然栽培を始めた経緯や、自家製麦芽を含む素材へのこだわり、

イメージよりも掃除ばっかなビール作りのリアルや、醸造免許取得のコツ、

そして、どんな苦労も帳消しにしてしまうビールの味の素晴らしさ、などなど、一切気取ることなく、ざっくばらんに教えてくれました。

やっぱビール好きはこうじゃなきゃいかん!と、その素晴らしさを再認識。

ちなみに女が醸造するなら、背筋(はいきん)鍛えないといけないらしい。

paradisebeer.jp

というわけで、こうなったら行ってみたくなるのが現地。

PARADISE BEERのある鹿嶋までは、都心からバスで1時間ちょい。今後、茨城移住計画さんによるツアーも企画されるらしい。

いやー絶対行くし、修行したいし。

頼むから、日程だけは合ってくれよな!

キャリアカウンセラーへの道 -4-

ハローワークでの「教育訓練給付金」申請も完了。GCDF開講まで1ヶ月を残すところとなった。

過去の投稿を見てみると、「会社辞めてやる!」騒動から受講を決めたのが2ヶ月前。………に対してまだ、1ヶ月もあるのか。

もう待ちきれない!さっさと開講してくれー!

ってことで、今日は過去問を受けてみた。
www.jcda-careerex.org

受けてみたのは学科(実技もある)。正答率は70%が合格ラインらしい。

私の結果は………。

 

全50問中34点!!!

正答率68%!!!

一発合格はならなかったが、ノー勉強でこれなら悪くない。モチベーションが非常に上がった。

 

さて、過去問を受けながら、印象に残った問題が1問。

問38 相談場面の設定に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.初めての来談で職業情報の入手を求めに来た相談者に対しては、相談者の感情や態度に関心を向けることを割愛し、まずは適切で迅速な情報提供を行うことを優先する。

2.面談初期の相談者が、キャリアコンサルタントへの依存的態度や警戒感を持っている場合は、キャリアコンサルタントによる指導的な関係づくりが重要である。

3.面談の初期でラポールを形成するためには、相談者がありのままの自己を開示できるように、キャリアコンサルタントが受容的態度、共感的理解、自己一致(純粋性)を実行することが有効である。

4.初めて来談した相談者に、精神的なショックを受け、自尊感情が傷ついている様子がうかがえる場合は、相談者の理解よりも、早急に問題解決の方法を検討する。

答えは3.なんだけど、実はこれ、1年前に読んだ西村佳哲さんの「かかわり方のまなび方」の中で最も印象に残った記述であり、その後「ゆかこの部屋」の企画趣意になった考えでもある。

 

私は、簡単に答えを教えるのではなく、上からちゃちゃっと解決してあげるのでもなく、本人自身が答えを見つけるまで、伴走してあげる人になりたいと、図らずも1年前から考えていたのだ!

そして、今年1月には西村さんのワークショップに参加して、来月(9月)にもまた参加する予定で、その翌週から遂にGCDFが開講するわけだけど、

こう考えてみると、1年でだいぶ前進したなぁ~~~~~。

想いが形になっていくって、こういうことを呼ぶのだな、きっと。

2018年8月の読書

会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。|青野慶久

 

・意思と権限を持つのは経営者。(利益を)社員に分配するのか、社会に還元するのか、それとも私利私欲のために使うのか、何もしないで貯めておくのか。生きていないもの(カイシャ)ではなく、生きているもの(経営者)に注目し、信頼できるか見極めなければいけない

・人を惹きつける夢があって、共感する出資者がいて、協力したいという仲間が集まって、新しいプロジェクトが立ち上がる。この瞬間はとても楽しい。ところが今のカイシャは、夢は大体実現できたんだけど、このポジションを維持するには、また儲かることをやらなければならない

・カイシャの理念に人を惹きつける力がなくなったら、人が集まる目的がなくなる

・社会に対して価値を生み出して売上を上げているのか、それとも巧みに競合を排除することで楽に売上や利益を上げているのか。そこを見ないといけない。参入障壁を作り、競合相手を減らし、市場を独占したり寡占したりすれば利益は簡単に出せる

・モチベーションが高い状態とは、「やりたい」「やれる」「やるべき」が重なっている状態。「やるべき」は周囲から期待されているか

・「やるべき」の難しいところは、どの期待にどれだけ応えるかという選択。「やるべき」の中から「やりたい」と「やれる」の交点を探して、選択する。そしてその選択は自分で決めたのだと覚悟する

・誰に何と言わせたいのか。「コンセプト」というフレームワーク

・一つのことに固執するより、心の声に素直に耳を傾け、様々なことにチャレンジし、それらを掛け合わせ、ユニークな自分を作り上げていくほうがいい

・自分らしく生きることは楽しい。自分のやりたいことを、相手のやって欲しいことと重ね合わせることができれば、相手も助かるし自分も役に立てて嬉しい。それが当たり前になれば、多様な個性がどんどん楽しさに変わっていく。

・「楽しい」はメンバーにとって報酬であると同時に、重要な経営戦略でもある

・多様な個性を生かして経営するための「フラスコ理論」。さまざまな人材が混じっているが、拡散せぬよう口が「ビジョン」で絞られている

・化学反応に必要な触媒が「公明正大」と「自立」

・上から号令をかけて無理やりやらせるより、心の余裕を持ち化学反応を起こすことにモチベーションを高めるほうが効率的

・学びの早さは、視点の高さになる

・カイシャが提供できる楽しさとは、仲間と同じビジョンに向かう一体感、個性を生かした貢献、お互いの感謝。活動が顧客の喜びを生むと共に、その先に社会貢献があること。

・モチベーション高く働き続けるには、自分が「やりたい」ことを把握し続ける必要がある。人間は人工知能が思いつかないような、新しい「やりたい」を見つけ出す必要がある

・仕事を楽しくやり続けている人は、世の中に無限に存在する「やるべき」仕事の中から、覚悟を持って選択している人

キャリアコンサルタント田中稔

・自分は何を大切にしたいのか、何を得たいのか、何を守りたいのか、どこまでなら譲れるのか、妥協できるのかなど自分についての認識を深めていくことと、自分を取り巻く環境とのつながりを考えていくことが求められる

・発生する業務の一つひとつに、その都度きちんと対応し、瞬間、瞬間を大事にしていくような仕事のやり方。作用、反作用

・求職者が満足するキャリアは、本人の中に答えがある

・頭でっかちに外から借りてきた合理的な考え方で自分を武装して生きるより、本来持っている自分の感覚を生かしながら、キャリアを築くことができる

・人は多様であり、他社は簡単には理解できない。だからこそ一生懸命に分かろうとする

・社会は不連続であっても、自分の人生において「これが自分だ」という感覚は連続しており、それが自分の人生のオリジナルの物語である

「3か月」の使い方で人生は変わる|佐々木大輔

・嫌なことをやらなくて済む方法を考える⇒成功体験

・「マジで価値ある」ことをする

・「理想ドリブン」で考える

・人を動かすのは「ストーリー」

・誰に対して、何がしたいのか/それを実現できたら何が起こるのか/それにはどんな意味があるのか

・意思決定の型を用意しておく

・人間関係にはある程度の投資をしたほうが合理的

・新聞のように件名で内容がすぐ分かるメールを書く

・事務的な作業は「充実感がある割に生産性は低い」とはっきり意識する必要がある

・自分がいま取り組んでいるテーマを楽しんでいないのであれば、見切りをつけて、楽しめる(=自分の才能を発揮できる)ものを探すのがよい

・OKR=向こう3ヶ月の時間をどういう優先順位で使うか

・O=目的や大目標、KR=結果指標

・まずアウトプットしてみなければ「絵に描いた餅」で意味がない

・スティール&シェア。自分で考えるよりも試してみる

・人が取り組んでいないけれど、自分が貢献できるテーマを選ぶ