ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

箱根山学校 -1日目-

「ありたい自分」にふさわしい「あり方」を選べる自分でいたい。

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陸前高田で開かれた「箱根山学校」1日目。

主宰者である「働き方研究家」西村佳哲さんの価値観といえばこれだ。

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「成果」だけが仕事ではない。いい仕事とはその中にその人の「価値観」や「あり方」との一貫があるもの。

この考え方には共感するけど、果たして自分はそういう仕事ができているか。成果やスピード、効率のために、人を傷つけていることはないか。

…ある。

 

遅かろうと甘かろうと、私は優しい人でありたい…かな。

Game Changer -3-

3人目のプレイヤーは、モザンビークで銀行を作っている合田真さん。

finders.me

アフリカのエピソードはとーーーっても面白かったけど、書きたいことは別になく(スイマセン!)、

最後は収録が行われた「ロハスカフェ」について。

www.lohascafe-ariake.net

こちら、ソトコトさんが大学の学食として運営しているカフェ。

ロハスの名にふさわしく、大きな木の本棚やチョーク絵、風通しの良い空間が印象的。こんな学食なら1日いたいー。

…という素直な感動と共に、こういうスペースって作るのってすげー難しいんじゃないのか、と。

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というのも、私は某メディアに関わって4年になるけど、そのコンセプトが永遠に形にならないんですよ。素材を木にするとか金属にするとか永遠に決まらない、たぶん。

メディアだからもちろん、作った当初のコンセプトはあるよ。誰もがコネとか関係なく自由に企業に出会えるとか、確かそういう世界観。

だけど、それに価値があったのは昔の話。そんなことが当たり前になった今、新たな価値の再定義がずーっとずっとできてない。ただ便利ですー。いっぱい企業載ってますー。ってそれだけ。今どき、情報量に価値なんかないし、逆に多すぎて選べないって弊害起きてるっつーのに、いつまで放置するつもりだろう。売上さえ維持できればいいのか?

…みたいな中で、例えばこういう、あるメディアがあるスペースを素敵にプロデュースしてます、というのを見たときに、自分にはそれができてないことが、私には虚しいのだ。

コンセプトがあれば、みんなで1つの情緒を共有できるじゃん。うちはそれがないから、議論だけが長くて長くて長くて、考えてるうちに興味失せたわ!

 

というわけで、今日の文章は後ろ向きなまんま〆ます。

自分でもっと素敵だと感じることがしたい。それをみんなで共有したい。情緒的価値を軽視した無機質な議論はもうたくさん。

以上。

Game Changer -2-

2人目のプレーヤーは「コミュニティナース」を運営する矢田明子さん。渡辺満里奈永作博美を混ぜたような、チャーミングな人だった。

community-nurse.com

コミュニティナースとは、地域社会の中(ガソリンスタンドとかカフェとかコワーキングスペースとか…)にいるナースのこと。

普通ナースというと、病気になってから病院で出会うものだけど、本来の役割を考えたら、病気にならないためにこそ、健康なときからそばにいるべき、という考えかただそう。

きっかけは10年前、矢田さん自身が父上を亡くされたこと。

問診では「こんな違和感ありませんでした?」とかあれこれ聞かれたけど、とき既に遅しだったと。もっと早く聞いて欲しかったと。

それを機に看護士免許を取り、本プロジェクトを立ち上げたというから凄い!

 

中で共感したのは、コミュニティナースの要件として、「専門性」だけでなく「関係性」を挙げられていたこと。

例えば病院に行くときって、具体的な症状がなければ相談しづらいじゃないですか。先生は忙しいから、「ちょっとしたこと」は相談しづらい。でも、自分が本当に気にしているのは、その「ちょっとしたこと」だったりするし、実はそれが病気の兆候だったりする。その垣根を取っ払うのが、専門性より、関係性なんだって。

私が今、キャリアカウンセラーを目指している中で、「相談を受ける」って、専門性だけじゃできない気がしていたので、通じるものが感じられて嬉しかった。

 

そして、通じるといえばもう1つ。

コミュニティナースの考えかたって、「相談×専門性」を軸にした職業であれば、全部に横展開できるような気がする。

例えば、コミュニティ×医師、コミュニティ×弁護士、コミュニティ×教師、コミュニティ×保育士、あ、もちろんコミュニティ×キャリアカウンセラーも。

要は専門性だけだと、その役割は専門機関(病院など)に閉じてしまう。けれど関係性さえ築けるなら、その役割は地域に世界にと広げることができるのだ。

自分の枠を広げるキーワードは関係性。。。これは日々の過ごしかたゆえ、専門性や資格の上に胡座かくわけにはいかないのね!

Game Changer -1-

BS朝日の番組「Game Changer(仮)」の収録を見せてもらった。

ナビゲーターはソトコトの指出編集長。ということで、ソーシャルな世界の注目プレイヤー(=Game Changer)たちが出てくるんだが、いやぁー5000円ぐらい払う価値があった!

書きたいことが多すぎるので、3回に分けて書きます。

ーーーーーー

1人目のプレイヤーは徳島県上勝町にある「RISE & WIN Brewing」の田中さん。

www.kamikatz.jp

上勝町というと、人口1400人の過疎地でありながら、日本初の「ごみゼロ」宣言や、高齢者による「葉っぱビジネス」で注目されている町。

私も2年前に行って、拙稿を残しているが(マジで拙稿)、 

tokyo100k.hatenablog.jp

今回感動してしまったのは、「RISE & WIN」のコンセプト!

「ごみゼロ」を宣言する町のシンボルを作りたかったんだって。単に「ビール好きだから作った」じゃないんだって。

例えば、フルーティーなビールの味は、町の名産でありながら廃棄されてきた柑橘「柚香」の皮を再利用したものだったり、ハンドルのついた大きな瓶は「GROWLER」といって、ビールのテイクアウトに繰り返し利用できるものだったり、スタイリッシュでしかない醸造所の内外装は、町内の廃材を建材にしたものだったり、

町のスタンスやメッセージを伝えるのに、これほどまでにパーフェクトな方法があるのか!!!

と、大感動してしまったのだ。

というのも、私は今、自分のビールを作りたいと考えている。しかし世は空前のクラフトビールブーム。差別化ポイントを考えなければならない。

ってところで、こんなものを見せられてしまっては、目指すしかないでしょう。「好きだから作った」ではなく、町の課題解決までも一網打尽にしてしまう何かを。

というわけで、下北山村西粟倉村には提案開始したから、これを磨くことによって、私×好きな地域×クラフトビールを考える人になろう。

目指すはクラフトビール・プロデューサー!

来春には移住したい!

10月から異動希望を出していたが、叶わなかった。

ので、心置きなく移住することにする。来春より1年、修行のつもりで。

 

行先を発表する前に、ここに至るまでの経緯を復習しておこう(しつこい)。

昨年5月、某しんどいプロジェクトにアサインされ、同僚たちの心がどんどん折れていくのを目の当たりにする。 

tokyo100k.hatenablog.jp

9月、ひょんなことから島根県津和野町と吉賀町へ。田舎で暮らし働くことを初めて考える。 

tokyo100k.hatenablog.jp

10月、子宮の異常が発覚。会社を辞めたくなる。 

tokyo100k.hatenablog.jp

12月、兵庫県淡路島の移住ツアーへ。肥料なしで育てる「自然栽培」に感銘を受ける。 

tokyo100k.hatenablog.jp

1月、会社が繁忙期を迎える。(〜3月)

プライベートは「働き方」「地域」をキーワードにワークショップに出まくる。退職意向がますます強まる。 

tokyo100k.hatenablog.jp

tokyo100k.hatenablog.jp

5月、民泊法改訂による家の立ち退き騒動が勃発。シェアハウスとして存続できるか不安な日々を過ごす。 

tokyo100k.hatenablog.jp

6月、もろもろのストレスがピークに達し、会社で暴動を起こす。 

tokyo100k.hatenablog.jp 

どうせ辞めるならキャリアカウンセラーの資格を取ることにする。異動希望も出す。 

tokyo100k.hatenablog.jp

7月、奈良県下北山村にて自分のコンセプトが固まる。 

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8月、岡山県西粟倉村にて自分のテーマが固まる。 

tokyo100k.hatenablog.jp

9月、異動希望は叶わず。←イマココ

…ということで、ポンコツな私なりによく頑張った1年半。曲がりくねってはいるけれど、道が拓かれつつあるのを感じている。

 

来春からは岡山県西粟倉村のプログラムにエントリーしていて、採択されれば移住する。されなきゃそのとき考えるけど、また大企業に入って、似たような仕事をすることはないな。

 

私の希望はこれ。

心折れず、体痛めず働けること。

そのために、自分の「心」が動く仕事をしたい。もう頭で論理をこねくり回して、人間らしい自然な感覚を失うのは嫌だ。

その選択肢として今あるのは、キャリアコンサルタントとビール醸造家ということになっている。

仕事以外では、自然栽培とか発酵とか手仕事とかにいそしみつつ、等身大の、それ以上でもそれ以下でもない暮らしがしたい。結局のところ、こういうのが一番心折れず、体痛めない生き方なのだ。

都会の華やかな暮らしは縁遠くなるけど、それよりもこうやって壮大な人生実験ができること!

これにこそ、お母さん産んでくれてありがとう、ぐらいの贅沢を感じている。

就活ルールは廃止したほうがいい

就活ルールの廃止が、物議を醸しているらしい。

www.nikkei.com

「学生の本分は学業である」という考えから、採用広報は3月解禁、面接は6月解禁と制限しているルール。これを「廃止」したい経団連会長に対し、安倍首相が「継続すべし」と意見したそう。

この議論は、毎年か隔年ぐらいで出るものだが、例年、経団連vs文科省の対立になることが多い中、今回は安倍首相。今後どう「忖度」されるかが気になるところではあるが、

 

そんなことより、新卒メディアに関わって4年になる私、実は廃止に賛成である。

というのも、若者人口がどんどん減っていく中で、「学生の本分は学業」とか悠長なこといってらんないのだ。

いや、本分は本分としても、一部の「学者になりたい!」って人以外は、とっとと社会で役に立つ「実学」をこそ学ぶべき。そして、学ぶべきものを早く見つけるために、インターンでもアルバイトでも、さっさと働いたほうが学習効率高いと、そういう意見なのである。

 

にしても、本来いつから働いて何を学ぶかなんて、本人が決めりゃいいじゃんって感じ。

そもそもの背景には、「18才じゃまだ決めらんないでしょう」っていう固定概念と、そのように育ててきた学校教育とがある気がするけど、将棋の子だって卓球の子だって、中学生から活躍してるじゃん。

大人の都合であれこれするなんて、体操界のパワハラと同じ匂いを感じてしまう。私が病んでんのかな?

 

さて、私は今、キャリアコンサルタントになるために勉強しているわけだが、このニュースを見て改めて、大人の都合より本人の意思を大切にできる人になりたいと思った。

どんな価値観の人が、どんな幸せを獲得するか。それが本質だとすれば、「いつから働くか」なんてのは手段の手段に過ぎないのだ。何を守りたいか知らないけど、大人の決めたルールのせいで、本質を見失ってる場合じゃない。

ムクゲと花とコミュニケーション

玄関に「ムクゲ」を置いてみた。

ムクゲは韓国の国花であり、名前をムグンファ(無窮花)というが、暑い夏でも窮することなく咲き続けるさまが、韓国人の性格にぴったり来るということらしい。

そんなことを考えながら、花壇より2本ほど剪定。ぴったりの花瓶があったので、内心うししと笑う。

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そんな小噺はさておき、最近ある人から、「花を飾る」という行為は、コミュニケーションであると聞いた。

花を飾る=見る人に対する敬意やおもてなしの表現だとして、見る人は花を通し、それを感じることになる。

飾りかたは問わず、花を置くでも、花壇を整えるでも、コミュニケーション=それを飾った人と、見る人との間に感情の交換が生まれるのだ。たとえ、顔を合わせなくても。

 

それに関連して、「PR」という言葉は、Public Relationsの略だとも聞いた。PRの仕事4年もやってるのに、、、「アピール」と違うんだ。。。

花の例から考えると、PRとは自分が公=Publicに対して、こういう関係性=Relationsを求めています、の表現となるだろうか。

要はPR=私はこういう人で、こういう想いがあって、あなたにこれを提供することで、こういう関係を結びたいです、を伝えることを指し、

目立つことを目的とする「アピール」とは本質的に異なり、そこには双方向性があるのだ。

 

だから何なんだって感じでしょうけど、私はこれによって、大きな納得を得た。

花を飾るにしても、PRするにしても、もっというと、掃除するにしても、化粧するにしても、明るい表情を作るにしても、前提には人との関係性があるのだ。

社会がどんどん便利になって、最近じゃ1日出かけなくたって、人と喋らなくたって働けてしまう日が増えた。

だけど、コミュニケーションが少ない日は、スケジュール的にスムーズでもどこか虚しく、目的に欠ける感じがする。

きっとそれは、働く=人のためにすることだったり、人間=人の間と書くものだったり、何か本質的で根源的な何かを指しているからなんだろう。

ぬか漬け始めました

たまには日常的なネタでも。

ちょっと前に「ぬか漬け」を始めました。

ぬか床の管理が面倒とか聞くけど、実はそうでもなく、毎日ちょちょっと混ぜるだけだし、混ぜられない日は冷蔵庫入れとけばOKだし。

翌日にはもう漬かるから、料理として楽なことこの上ない。

 

中でも私が好きなのは、ぬか床と自分の間にある、コンビネーションのようなもの。

混ぜて野菜を埋めるたびに「オッケーオッケー。あとはこっちで漬けとくから!」的な声が聞こえる(ような気がする)。職人気質の相棒って感じ。

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そしてもう1つ好きなのは、入れた野菜のエキスで、ぬか床がどんどん育っていくこと。

始めは粉っぽくて、ぱさぱさしていたぬか床が、漬ければ漬けるほどしっとりしてきて、私のオリジナルが育ちつつある。

昔はぬか床もって嫁に行ったなんて聞くけど、確かに捨てられないの分かる。だって、声が聞こえるんだもの。

 

こうなってくると、次は野菜にこだわりたくなる。どんどん育っていくんだから、良いものを入れたいじゃないの。

マルシェでも行こうかしら。

2018年9月の行動計画

平成最後の夏が去ろうとしている。

私にとっては30代最後の夏でもあり、新たな元号と40代をゆるやかに離陸するために、必要な整理をした夏だった。

どういう意味かというと、良くも悪くも「自分で」生きるしかないということだ。

まだまだ「可能性」とかいえた若い頃と違って、できることできないこと、したいことしたくないことがはっきりしてきた。どんなに努力したって、伸びない部分はもう伸びないという感覚もある。

そんなへなちょこな部分も含め、これから何を「自分で」頑張っていくのか。その選球眼こそが、重要になっていく気がするのだ。

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今後の方針は、引き続き「しぜんとはたらく」をキーワードに、①心身管理を重視しつつ、②キャリアコンサルタントになる(資格勉強開始)、③自然栽培や発酵に関する探求を深める(クラフトビールはここ)、④創発を軸に人と関わる(シェアハウスと移住ツアーはここ)、とする。ま、大きくは同じか。

 

30代は残り230日。1日1個実行するのじゃ。

《心身の管理》

  • ジョギング
    └9/5
  • よもぎ蒸し
    └9/27
  • ホットヨガ
    └9/3
  • マッサージ
  • 健康体重を維持⇒×
  • モテマスリム購入
    └9/3
  • 寝たいときは寝る
    └9/24
  • 散髪
    └9/8

《キャリアコンサルタント

  • GCDFを受講する
    └9/22└9/29└9/30
  • 過去問を解く⇒×

《自然栽培と発酵》

  • ベランダ園芸⇒×
  • クラフトビール店研究⇒×
  • ビール自作キットを買う
  • 梅酒完成
    └9/22
  • 酵素シロップを仕込む
    └9/2

創発

  • 東京キチを愉しむ
    └9/5└9/11
  • リクルートを愉しむ
    └9/6└9/7└9/12└9/19└9/20└9/26└9/28
  • むらコト受講
    └9/9
  • イベントごと参加
    └9/1└9/2└9/10└9/13
  • 箱根山
    └9/14└9/15└9/16└9/17
  • 本を読了する
    └9/14└9/25
  • 1日1回人の役に立つ
    └9/4└9/21
  • 和装
    └9/1└9/23
  • 来年移住するかを決める
    └9/18
  • 今の部署(会社)を去るか決める
    └9/18

《10月以降》

  • 子宮を治す@12/13に検査結果
  • 穂高養生園に行く@11/22
  • 寺田本家に行く@10/6
  • パラダイスビアに行く@10/7
  • 篠山に行く@10/8-9
  • ビールを仕込む@10月
  • 味噌を仕込む@10月
  • キムチを仕込む@11月
  • 会津に行く@10/20-21
  • 津和野に行く@10/28
  • オーストラリアに行く@12月
  • カオハガン島に行く@3月
  • 柴犬を借りる
  • 姫フォトを撮る@4月
  • 奈良麻を縫う
  • 目標額まで貯蓄@3月
  • 1日1回受容と共感
  • 1日1人深く感謝する

今週のお題「#平成最後の夏」