ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

想像力と共感力に期待してはいけない

ある企画の取りまとめをしているのだが、

「一覧表を送ってください」と頼んで、エクセルで来たのは5社中1社だけであった。

「一覧」と聞けばEXCELの私からすると、驚き。。。

 

「こっちの作業工数も想像してくれよ(ぶつぶつ)」と文句をいうのは間違いで、こっちが最初から指定すれば良かったのだ。相手の想像力に期待してはいけない。

✳︎

明日は重要な会議があるのだが、恐らく私は「正直な心情の吐露」を期待されている。

要は「何考えてるか分からん」危険分子に見えているということだが、ここ数日、イベントに参加したり、セラピーを受けたりするうち、考えが整理されてきた。

 

私が恐れていたのは「会社」ではなく、「重責」だ。

重責(と給料)が減る代わりに、得意な業務に集中できて、月1回で良いから連休が取れれば、今の仕事に不満はない。好奇心も自尊心も満たされている。

 

…っていう、本人ですら整理できてなかった心情を、ただでさえコミュニケーションの少ない他人が分かるわけがない。「忙しいんだから分かってくれよ!」って態度だけで、伝えもせず共感力に期待してはいけなかった。

 

というわけで、今後は「できない奴」とか「間違ってる奴」とか思われる「恐れ」に支配されず、「取り敢えず伝えてみる」を励行することにする。

だって、こんなにカオスな事業の中で、「答え」に近いかもしれない経験値は、2ヶ月休まずに動いた私が、誰よりも積んできたんだから!

魂からの逆算

久しぶりに熱が出たので(9/2)、急ぐ仕事以外は休んだ。

「凪のお暇」を見たせいか、はたまた昨日のセラピー効果か、今の仕事がどうこうを抜きに、もう一段高いところにある「自分の幸せ」を考えたほうが良い気がしてきた。

 

前向きに考えれば、倒れるまで働くことで、私は「できない」ことを証明したのかもしれない。任せておいては危険だと、言葉ではなく行動で。

解雇もしくは減給ぐらいは間違いなくあるだろうが、それで責任が軽くなって休みも取れるようになるなら、自分にとっては成果だろう。もっと自由になるための。

 

以前、ある人にいわれたことがある。

「好奇心旺盛で、自由で、興味のあるところにすぐ出かけちゃうところが魅力だ」と。

なんのこっちゃって感じだったが、今考えればこの人は、私の「らしさ」を見ていたのだ。2才のときからある「らしさ」を。

 

これはN子さん曰く「魂」なのだそうで、どんなに打ち消そうとしても出てくるもの。これを満たしてやらない限り、ループからは出られないらしい。

なるほど。社会とか責任とか抜きに、魂から逆算することが、遠回りのようで近道なのかも。

自由と孤独と相容れぬ今の環境

「思考」では答えが出そうにないので、N子さんのセラピーを受けてみた。

http://holisticmugwort.tanbasasayama.com/

自分の癖とか陥りやすいパターンを見つけるため、子供の頃からの記憶が呼び覚まされるような質問を投げてもらって、今の状況に対する感情が整理された。

結果、今の環境は私の能力や資質で生きるには、良くない組み合わせであることが分かった。疲弊しているのは体より、恐怖に支配されていたから。

 

《基本的な性格》

興味のあることなら、周囲の目や世間のモノサシは関係なく平気でやってみる人(移住とか)

 

幼少期(2才)に行方不明になって、親が血眼になって探していたというのに、当の本人は大人の足でも20分はかかる行きつけのスーパーで、ゴキゲンに玩具を物色していたというのは有名なエピソードだが(自分の中で)、要は独りでも好きなことがしたい。

反面、困ることとしては、人に理解されづらく孤独になりやすいこと。そのため社会人になってからは、人に頼らなくても、自分のことは自分でできる力をつけてきた、つもり。

 

一方で今の会社は、「チャレンジングな計画でも、力を合わせてやってみよう!」的な社風である。

自分のことは自分でしようとする私なので、「力を合わせて」では人に頼るより面倒を見るシーンが多い。そしてキャパオーバーしたとしても、独りで抱えてるから発覚しづらい。

っていう、資質と相性の問題だった。このボタンの掛け違いは。

 

本音を書けばいろいろあるけど、構造的にはこういうこと。

あとは、ブルワリー立ち上げてるからこそ得られたものと、現状に対する我慢とか、組織に対する恐怖とか、克服するとすればその労力とのバランス、だな。

 

うーん。

もっと自由になればって声が聞こえる。

ビールには関わりたい

大阪で初めてビールを置いてくれた「ASAHIYA」さんの、常連さん向けイベントへ。

asahiya-beer.com

クラフトビール好き」だけで集っている素敵なコミュニティ。

オーナーさん、常連さんともども、ただブルワリー立ち上げてるっていうだけで、こんな面白くもなんともない私を特別扱いしてくれた。

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ここ数日、「会社辞めたら失うもの」についてずっと考えていた。

私は今、ブルワリーを立ち上げているから特別扱いしてもらえるのであって、それを失ってしまえば、面白くもなんともない人である。

 

でも、会社は辞めたいとして、「特別扱い」を失うのは辛いのか?

いや、辛くないな。私は素敵なコミュニティに属していられれば、それで満足なのではないか。例えばビアフェスのボランティアとか。

 

元来がサポート人材。脚光を浴びるより、その助けになりたいだけかもしれない。「想い」がはっきりしてないだけかな。

思考はまだまだ堂々巡り。

反省するとすれば

最近刺さった記事。

kokoyowa.com

そう。振り回されて、疲れてしまったのだ。

 

この3ヶ月、休みも取らず働いた割に、周囲からの評価は地べたを這いつくばっている私。

努力の量ではなく、方法が間違っていたのだろうが、その間違いの1つが「いろんな人の言うことを聞きすぎた」だろう。

だってさ、みんな、声デカいんだもん。

 

ある人からは「独りで抱えすぎ」と言われたが、ちょっと待って。それって「抱える方」だけの責任か?「抱えさせる方」だって、もう少し発言に責任持てよ。

っていう、「発言には責任が伴う」って発想自体が、自分の首を絞めたんだろうな。「取り敢えず言ってみる」人ばかりの世界で。

 

問題を構造化するとこうなる。

いろんな人がデカい声でいろんなことを言う→全員の言うことを聞いてしまう→抱える→人には抱えさせない(自分の発言に責任持ちたいから)→結果として抱えすぎる→責任取れないレベルのミスをしかかる←イマココ

 

責任を取りたいはずが、責任を取れなくなっている。本末転倒。会社にこれ以上迷惑は…!

 

ということで対策は、「抱えすぎ」ラインを見極めること。超えてきたら無責任でも、キレたり、シカトしたりしてみること。

抱えさせる方は、もっと無責任なんだから気にすることはない(はず)。

 

実はここ最近タイミング良く(?)、モンスター級の人に振り回されている。

さすがの私も手に負えず、キレたり、シカトしたりしてるんだけど、そうすれば考えるんだよね、モンスターだって。

この人の面倒を一生見るわけでもないんだから、という意味でも、言うことの聞きすぎは誰も幸せにできないのかも。

夜中なのでロクなことを考えていない

今日も、昨日ほどではないけど忙しかった。

朝から注文が相次いだため、出荷作業して事務作業して、催事の面倒な調整も(半ばキレながら)して、現在は約600本のラベル貼り終了間際の24:14。これ以上、私に何をしろと?

 

その間、ややショッキングなこともあったが、やっぱり根っこがズレちゃって、相入れるものがない。表面だけ取り繕って生きられるほどタフではないのだ。私にはここが限界です。

 

死なない限りは生きていけるんだから、死にたくなる可能性のある環境を、選び続ける必要はない。

地獄の終焉、近いか。

今日も、地獄のように忙しかった。

いよいよ3週間後に迫った某百貨店催事の関係者間調整に始まり、冷蔵庫の中で大量の瓶ビールを箱詰め&出荷作業、車で20分ほど離れた本社に行って書類を提出した後、初めての酒税事務。難解な法律文書に気狂いそうになった時点で19:30だったけど、ここから瓶のラベル貼り。ノルマ1050本の1/3を片付けた。今、23:15。

 

今夜はY田くんが「あるべき体制案」を経営陣に伝えてくれるらしい。なので、こんな3人分の業務に片足ずつ突っ込んでるような状況も、ぼちぼち終焉を迎えそうだ。ほっ。

 

黙々とラベルを貼りながら、地獄の始まりはいつだったのか回想してみた。

免許取得が暗礁に乗りかけた6月。初めての醸造とパブのOPEN準備に追われた7月。外回りしながら納品もパブもしなきゃならず、いよいよ身が千切れそうになった8月。何回泣いたことか。

期待された成果は出せなかったけど、重要な組織知だけは残せたと思う。

古民家改修の会社が未経験からビールメーカーになるという中で、「実際はこれだけの業務量があるんだ」というものを示せた。机上の空論じゃなく。逃げも隠れもせず。

 

誰も私を責めてはいないんだから、私も私を責めるのは止めよう。

おつかれさまでした。

休みが欲しい

休みが取れない「理由」ではなく、休みが取れる「方法」を考えよう。

シンプルに考えれば、例えば明日休みたいなら、明日やらなければならない仕事を今日中にやって、明後日でもいい仕事は明後日に回すことだ。

私は前もって計画的に仕事をしているので、業務が増えても事故らないし(失ってるものは多いが)、突発的なオーダーに応えたりもできる。

しかし、それじゃただの皺寄せカバー人材である。せっかく計画的にしているのに、休む時間をどんどん食い潰されるだけだ。

私は9/6(金)に休む。休むったら絶対に休む。

 

組織的な学習としては、無名のビールで月200万売ろうとしたら、膨大な量の仕事があったってこと。

標数字提示して、「頑張れ!頑張れ!」だけなら誰でもできる。

足動かして、頭下げて、課題もらってまた考えて。っていうこの感じがようやく、私ひとりのものから組織(3人ぐらい)のものになりつつあるけど、そうなるまでの1ヶ月(も)、本当によく耐えてよく頑張った。自分で自分に功労賞をあげたい。

とにかく9/6(金)は休んで、日本海に行こう。

売れると売れないの「間」

今日は大阪。

大きな商談の後に、種まき営業。

の後に、道頓堀で〆のラーメン。って、男か!

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クラフトビールに関わってる人は、基本、善良な人が多い(気がする)。

こっちがサンプルを送れば、全力でテイスティングしてくれる。育てようとしてくれる。

あまりに真剣な意見をくれるので、当初、買ってくれるかくれないかの「白黒」だけで接していたこっちも、白と黒の間に"応援する"という「グレー」があるような気がしてくる。

ま、要するにシンプルに、追求しがいのある深さなのだ。

 

昨日も書いたように、私は応援してくれる人探しなら頑張れるし、立ち上がりの今は、絶対にそのフェーズだと考えている。

「買ってくれる人」探しとなると強みも死ぬが、まずは応援、と考えれば、いろんなところ行けるし、いろんな人会えるし、「ありがたい!嬉しい!」って感動して、幸せな毎日を過ごせるじゃないか。

うん、酔ってるだけかもしれないけど、楽しくなってきたぞ。

 

しっかし…こんながちゃがちゃした街(道頓堀)にインバウンドの金がちゃりんちゃりん落ちてると想像すると、一刻も早く篠山に来い!って感じだ。

感謝営業

テンション上がり過ぎて深夜1時まで仕事をしてしまった。

何でテンション上がったかって、ビールの注文が相次いだからだ。

熊本、大阪、そして三島!

三島に関しては、高校3年間を過ごした土地ですから、感動もひとしおですよ。

 

テンションの上がった理由がもう一つ。それは「名刺の並べ替え」。

名刺って普通、属性別にするじゃないですか。それを、「注文くれた順」「くれそうな順」に並べ替えてみたわけ。

そしたら急に、関係性が立体的になって、「そろそろAさんに連絡してみよう」とか、心が動き出したのです。

 

ところで最近、自分の営業スタイルは「感謝営業」な気がしていて、感謝さえ根底にあれば、普段、遠慮がちの私じゃ躊躇するような依頼でも、できちゃうような気がしている。

要するに「注文くれた人=感謝するべき相手→感謝しつつ、再注文する理由を提案」っていう。「買ってくれてありがとう。私もあなたのためになりたい(=提案)」っていう。

親しくない人に連絡取るのは骨が折れるが、感謝を伝えられて迷惑な人はいないのだ。

 

というわけで、明日からも感謝していく。以上。