8日目、ストックホルム→東京。
STOCKHOLM
6:00 起床。宿から徒歩30秒の海へ。
朝食前の1時間、静寂に包まれたシェップスホルメン島を1周する。
ストックホルムは島の街。船着場の向こうに見えるのは、旧市街=ガムラスタン。
市内に数ある橋の中でも、シェップスホルメン島だけは王冠が載っかっている。
8:30 朝食を済ませ、宿を出る。陽はすっかり高くなり、今日も暑くなりそう!
9:00 荷物を預けに中央駅へ。地下鉄駅は今日もアートだ。
9:30 ガムラスタンへ。王宮を颯爽と歩く衛兵たち。昼過ぎには交代式もある。
10:00 石畳の旧市街を歩く。
賑やかな新市街とはまた異なる、情緒たっぷり漂う街。
道の両脇に並ぶ雑貨店は、
デザイン製品より、素朴な民芸品が中心。
10:30 スルッセンからフェリーでユールゴーゲン島へ。
11:00 スカンセン着。元は王家の狩場だった森に、各地方の伝統建築が移築され野外博物館となっている。
陶器を作る職人さんや、
水を運ぶ娘さんは、スカンセンのスタッフ。人形ではない。
丸太小屋の窓辺には、スウェーデンの守り神、ダーラヘストも。
12:30 スカンセンの森を抜け、ローゼンタール・ガーデン着。
北欧で1番気に入った場所は、花咲くオーガニック農場であり、市民憩いの場でもある。
農場の作物は、軽食として食べることも出来る。
体に優しい食べ物を、花に囲まれ食べる幸せ。元は「デザイン」から入った北欧だけど、優しいデザインの裏には、優しい生活があるのだと、納得。
13:30 森を出てとことこ歩く。
14:00 ユニバッケン着。「長くつ下のピッピ」のテーマパーク。
「チボリ公園」のような大人も楽しめる場所を期待したが、叶わず。子連れなら良いかも。
14:30 街へ向かう海辺の道。前を歩く少女は絵本よりも絵本的で、
カヌーを楽しむ女性は、映画よりも映画的。
残り時間の少ない私は、雲増す空より曇る心で、
とにかく光を探していた。「何のために来たんだっけ?」とか、そんなようなことを。
北欧の空色は透明。
いつだって私が望んでいるのは、鳥のような自由とか、
それぞれの色で生きられる社会とか、
緑いっぱいの世界で、健康に暮らせることとか、なんだ。
16:30 中央駅着。アーランダ・エクスプレスで空港へ。いよいよ北欧とも、別れのとき。
AIR
19:30 離陸。森と湖の国の、今日が暮れていく。
COST
※1SEK≒12JPY
食費:30+149+20+29
交通費:40+240
見学料:120+145
土産代:52+325+19
雑費:50
-TOTAL-
14628円