変わりたい私がいます。変わりたくない私もいます。
今の会社に入った頃、「変われ、変われ」と浴びせられるメッセージに、辟易する自分がいました。
何でもかんでも、変わればいいってもんじゃない。そんな風に思いながらも、変化を妨げた20代。 そして30を過ぎた今、しっかり変わった私もいます。
自己啓発の世界では、「成長」とほぼ同義で使われる「変わる」。その言葉の意味するところは、鉛筆を削る行為に、似ているような気がします。
鉛筆を削る。そうすると形状が変わる。そして芯が表に出て、書けるようになる。
変わりたくない部分があるとして、それをはっきりさせるために、削らなきゃいけない部分がある。それを「変わる」というのなら、私はどんどん変わりたい。