見慣れた地元。代わり映えしない景色。あー、もう飽きた。別の世界に旅立ちたい!
と、そんなとき、地元の歴史に目を向けてみてはいかがでしょう。
東京都文京区に5年暮らしている私。「文化の日」は本郷にある「文京ふるさと歴史館」に行ってみました。
本郷は、江戸の郊外として町が始まり、明治には東京帝国大学ができたことによって、日本中の英知が集まることになった場所です。
そんな歴史があるせいか、都心にしてはレトロで文化的な雰囲気を残すのが魅力。
「ふるさと歴史館」の展示には、江戸期のジオラマなんかもあったりして、「へー、あそこってこんなだったんだー」とか、温故知新の連続でした。
過去の姿を知ることによって、今見えている景色が、何倍にも味わえることって、ありませんか?
私たちは、頻繁に転居などできないし、見慣れてくると正直、飽き飽きすることもあります。ですが、視点を変えるのは簡単。世界は変えられなくても、視点を変えることによって、味わい方を変えることができるんです。
ものによっては、マイナスだったものがプラスの解釈に転じることも。解釈さえポジティブであれば、気分は大体ポジティブです。更にこの方法は、仕事でも人間関係でも、全てに応用が利くから、とってもオススメなのであります。
暮らしを楽しむ知恵は、その辺にごろごろ転がっている。そんなことを感じながら、「ふるさと歴史館」を後にしました。