ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

スタンスUPの読書|2017年6月

青木理の抵抗の視線|青木理

 

・今の日本は「戦後」じゃなく「戦前」かもしれない

・貧富の格差が広がり、将来に対する漠とした不安が、弱い立場の者や分かりやすい敵叩きという不寛容に繋がっている

・日本がもう少し早く降伏していれば、朝鮮半島は分断されなかったかもしれない。その後、朝鮮戦争による特需で高度成長した日本は、朝鮮半島から見ればズルくも見える

・曲がりなりにもEUを作ったヨーロッパに対し、アジアは未だに70年前のことで喧嘩ばかりしている

・『風立ちぬ』に対する中国の反応=政治体制的に公開はムリ(建前)だが、DVDは売れるからOK(本音)

・戦後日本は、多くの苦しみを周辺部の人に押しつけ、果実としての反映のみを貪ってきた

・ドイツでは原発を考えるのに、安全面だけでなく倫理面からも検討する

・「ジャーナル」は「日々綴る」という意味。ジャーナリストは日々、歴史のデッサンを描く人

強く生きるノート|本田直之ほか

 

・常識に縛られたくなければ、リスクを取る覚悟が必要

・自分で選択して、何を削るのか、何を減らしていくのか決断する

・税金の高い北欧で暮らしてるつもりで、シンプルに生活するトレーニングをする

・情報収集する前に「どんな情報があれば判断できるか」を考えておく必要がある

・人にはそれぞれの価値観(判断基準)がある。それが自分のアタマである

・自分な心の中にいる「気に入らないから自分」を否定せずに受け止め、客観的に見つめれば負の感情は消える

・貪欲、怒り、無知は三毒。ゴールは執着しない、受け入れる、目の前のことに集中すること

・人の感情は諸行無常であてにはならない

・遺伝子が画一化していると成長期にはいいが、一網打尽にもされやすいので、結局、多様化しているほうが高いパフォーマンスをつくりだせる

・これまでの秩序を乱す変化に対して、(たとえ必要な変化だとしても)社会はものすごく強く抵抗するもの

・人工減少社会では、一人ひとりが「革新」「工夫」を起こさないと生き残れない

・基本に忠実に、但し非常に革新的にやることが大切

・成功したときこそ改革

・データも大切だが、まずは自分で信じる戦略を作ること

・課題解決が難しいほど、不可能であるほど、実現したらチャンス。他社にはそれができないから

・成功体験ばかり基準にしていたら思考停止する

・限られた資源をどう増やし、分配し、社会全体の幸福に寄与できるか考えることが仕事

・アイデアを生煮え状態で「世の中に出す」ことで前に進む 

スノーデン 日本への警告|エドワード・スノーデン

 

・今や民主主義とは、引き継がれてきたものの上にあぐらをかいていれば良いものではない

・人生には、易きに流れる道と正しい道のいずれかを選ばなければならないときがある

・マス・サーベイランス(網羅的監視)の下で、法律上政府の把握が禁止されている情報は、今、ここで直接話している内容だけ

・政府は合法的に非道徳的な活動ができる 

・日本では、テロリストに殺されるより風呂場で滑って死ぬ確率の方が高い(のに、「テロ対策」の名目で好きなように操られている)

・市民が耳にする内容を決めるのは、政府ではなくメディアの役割

・権利は弱い人を保護するために存在するもの

・アメリカでは3億3000万人の国民をマス・サーベイランスした結果、ひとつのテロも防ぐことはできなかった

・新しい法律やシステムについて議論が矮小化されるばかりで、国家権力の暴走に歯止めをかけようといった本質的な議論にはなかなかならない

・現世代の解決策は、次の世代の失敗の原因となり得るもの。恒久的な解決策は存在しないからこそ戦い続けなければならない 

LIFE SHIFT|リンダ・グラットン

・人生が長くなると、人生の途中で変身を遂げる必要がある。そのために人的ネットワークを広げ自分とは異なるロールモデルを見つけ、新しい選択肢を知ることが必要

・長寿を厄災にしない方法は、マルチステージの人生を実践すること

・100年ライフでは消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らし、投資とリ・クリエーション(再創造)の比重を増やせる

・20才の自分が今の自分をどう見るかではなく、70才、80才、100才の自分がどう見るか

・創造性、共感、問題解決についてはロボットより人間が優位

・友人関係や知識や健康も「資産」。財産と同じくメンテナンスと投資をしなければ価値は減少する

・無形の資産は、生産性資産(スキルと知識)、活力資産(健康)、変身資産(自己理解と人的ネットワーク)

・長く生きる時代には、自分と相性の良いものを見いだす資質が重要

・バランスの取れたポートフォリオが必要。①収入、貯蓄②評判、スキル、知的刺激を維持できる仕事③新しいことを学び、やり甲斐を感じる役割を担うこと

・ありうる自己像が現状より魅力的に見えるところから移行は始まる

・個人レベルでの自己改善への投資活動に力を入れるレジャー産業が発展するかも

・長寿化で子育てに費やされない期間が長くなると、友だち付き合いが生活の中心になるかも

・長寿化の恩恵は、自らの価値観や希望に沿った生き方ができるようになること

テルマエ・ロマエヤマザキマリ

 

・素晴らしい建造物とは、人間が一所懸命造り、「時間」が仕上げてくれた建造物のこと

一瞬で、金運がアップする!財布の習慣|佐藤伝

 

・お財布がスッカラカンだと、「不足感」「欠乏感」を常に抱え、独り占めしたりしたくなる