ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

「こども宅食」で子供に教えてあげたいこと

文京区で、「こども宅食」なるプロジェクトが始まるらしい。

www.furusato-tax.jp

これは「ひとり親」などで貧困に陥っている家庭に、食糧を届けるというプロジェクト。寄付やボランティアで支援できるが、私は文京区民なので、ボランティアに応募した!

というのも、私は「ひとり親家庭」の出身なのだ。

(親が頑張ったので)食べるに困りはしなかったが、まだ「ひとり親」が珍しかった30年前の田舎では、それなりにしんどいこともあった。が、その割に心豊かに育ったとも自負しているため、是非とも経験を活かしたい!というのが応募の動機なのである。

ちなみに「しんどいこと」とは、主に「モノがない」ことによるもの。給食着は男もののシャツで、体操着は兄のおさがり。学校指定の文房具は高いので、市販で似たようなものを揃えるなど、「みんな一緒」の学校生活において、「人と違う」ということは、今考えれば、いじめの原因になってもおかしくはなかった。

が、私の心はあくまで、豊かに育ったのである(自負)。

つまり、「経済的に豊かでなくても、たとえみんなと一緒でなくても、○○さえあれば心豊かになれる」。私は○○の正体を考えて、明らかになった暁には子供たちに教えてあげたい。

○○の正体は、体が大きかったことか、はたまた親を悲しませられないという想い(から勉強を頑張ったこと)か分からないけど、これって「こども宅食」に限らず、低成長時代の、生きる処方箋になる気がする(メモメモ)。 

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