東京百景

結婚にもキャリアにも大して興味ないけど、世界平和と自己啓発だけは志向している30代OL。人生哲学は「らしさを活かす。あるものを活かす。」

それでも私は「いい人」をやめない

はてなブログに、

shiumachi.hatenablog.com

というエントリーがあった。

進捗のヤバいプロジェクトに参加することになったプレイヤーが「私の担当業務は予定通り進捗しています」と嘘の報告をして、それを見破るダウトゲームだそうで、

実際の会社員生活でも、進捗がヤバければヤバいほど、「遅れてます」なんて口が裂けてもいえなくなる、その辺の心理が痛く突かれるゲームである。 

私は今年の4月ごろ、あるプロジェクトに、相当ヤバくなった段階で参加することになった。既存メンバーの雰囲気は最悪。会議はもう、進捗確認というより遅れの犯人探しといった感じで、

普通、そこまで遅れた段階で、「役割分担の破綻」を疑うだろうに、「それは○○さんの役割でしょ」などと、この期に及んで責任のなすり合い。「普段はいい人」が多かっただけに、このゲームを見て改めて、あのプロジェクトは「末期」だったんだと感じた。

ところが!

関わる人たちを次々と蝕んでいったこのプロジェクト、会社の表彰会ではグランプリを獲得。メンバーがどんなにボロボロでも、目立つ成果は褒められる。だからそれに取り組みたがる「優秀な人」たちがいるのである。

さて、私は8月の人事異動で、いよいよ後輩を率いる立場になった。能力の追いつかないメンバーに新しい役割を与えたところ、1日にしてパンク。早速巻き取ることになったが、しかし、「進捗が遅れる」ということは、役割の放棄ではない。分担を考える側の責任だ。

役割分担が雑だったせいで、組織の信頼関係が、根底から崩れたあの経験。どんなに成果を出そうとも、ボロボロの人間関係の中で、私だったら働けない。

ということで、至らぬ点は多くても、私は「いい人」として頑張る!

これを決断できたのは、ほかでもない、あの経験のおかげだ。