8月から借りた畑で、本日は「植えつけ」であった。
植えたのはルッコラ、リーフレタス、水菜、コールラビ、黒大根、聖護院大根に茎ブロッコリーと、2畳でもいろいろ植えられるもんだ。
夢中で土をいじりながら、これを収穫する日、私はどんな料理をするだろう、それを誰と食べるだろう、とあれこれ妄想。休日の趣味にしては夢があるし、そのために働くのは、一向に苦にならなかった。
基本的に人間は、食べるために働いているのだが、
ひとたび会社員として働くと、やれ競合との潰し合いだの、社内での出世争いだのということに巻きこまれ、「食べるため」以上でも以下でもないのだということを忘れがちになる。
「働いていること」と、目的がシンプルに合致する。この感覚もまた、畑仕事の楽しみなのだ。