ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

感情を「味わう」と正しい行動が選べる

先週の月曜日、あんなにも恐れていた「不機嫌なババア」になってしまった。 

周りの人は、私は悪くないとフォローしてくれる。しかし、肝心の自分が傷ついている。私は不機嫌になるために働いているわけではないのだ。

tokyo100k.hatenablog.jp

ちょうどこんな本を読んだ。

 

不機嫌なババアには逆説的なようだが、とにかく読んだら、こんなことが書いてあった。

感情を我慢した女は可愛くない。←普段の私

感情表現を間違える女はだらしない。←不機嫌な私

嗚呼、図星すぎる。ただでさえ可愛くないのに、だらしなくまでなったら人生終わりだ。早速、処方箋を試すことにした。

①ネガティブな感情が現れる。
②まずは味わう。「おっ、イライラしてるな」という感じに。
③そしてその原因を「Why×5」で更に味わう。「Why×2」ぐらいでは足りない。その原因となる人物やら状況やらに対する怒りしか出てこないから。
④「Why×5」まで深めると、その奥に自分へのポジティブな評価や期待が存在するはずだ。
⑤それを見つけて初めて、正しい行動が選べるようになる。

よく分からないだろうから、具体例を挙げよう。

後輩が仕事でミスする
→イライラする
→Why1 後輩の能力にイライラ
→Why2 それを放置する周りの対応にイライラ
→Why3 面倒見る暇もないほど仕事が多いことにイライラ
→Why4 ていうか、仕事が多いのは会社からの期待では?
→Why5 そんな中でも指導しようとする自分が偉いのでは?
→もっと効果的な指導方法を考えよう(正しい行動)

実は私は、感情で長いこと苦労してきた。

性格が暗いくせに、行動力は抜群なのだ。ネガティブな感情にふりまわされたまま、それを行動に移してしまう。

もちろん努力もしてきた。明るくなる努力。感情を思考でコントロールする努力。迷惑をかけたことに反省したから。そして正しい行動を選びたかったから。

しかし、限界も感じつつあった。

暗いものは明るくなんかならないし、感情をコントロールする癖がつくと、正しい行動をしたところで、喜びすら感じなくなってしまう。

しかし、このノウハウを身につけて5日。まだ完全とはいかないけど、進歩はできているような気がする。そして何より、自分を大切にできているような気がする。

嗚呼、私はなんて運が良いんだ!