『ゆかこは、ハーフマラソンをかんそうした!』(レベルUP音)
年明けより準備してきた津和野マラソン。春らしい陽気にも恵まれ、3/11(日)9:20に、そのスタートが切られた。
津和野高校をスタートしたランナーたちは、町のメインストリートを4㌔ほど、残りはのどかな田舎道を18㌔弱走る。
私には初のハーフマラソンだったが、
いやぁー苦しかった!堀庭園遠かった!しかし、完走した者にしか、見ることのできない景色も見られた。
そのうちの1つは、内面的な成長である。苦しさも底をつくと、ポジティブにならざるを得ないっていうか、
距離板を見つけては、「まだ14㌔もある…」ではなく、「もう1/3も来た!」と意味の転換に努めたり、
延々と続く道中、野山に爽やかさを見つけては、「この空気、吸いまくってやろう!」と深呼吸をしたり、自分を鼓舞することを覚えたのである。
そしてもう1つは、応援の力を借りること。
人の少ない町なので、沿道の人も多くはないが、お爺ちゃんお婆ちゃんがぱちぱちと手を叩き、「頑張れー!」などと声をかけてくれるとき、倒れかかった背中が、ぐん!と伸びるのを感じた。
と、書いてみたら全てU部長の指南通りだが、頼まれて走るわけでもないのに、応援されたり、給水されたり(給苺もあった)、レースは役得が多い。どうせ走るなら出たほうが良い。
ということで津和野マラソン。敢えてまとめるなら「もう走れない…となったときがスタート」。実は内に外にと、力の源泉があるのだ。
最後まで走ってくれた、この身体にもありがとう!