「東京キチ」は、民泊としての営業を終える6/15以降も、シェアハウスとして継続できることになりました。ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。
(報告は以上。以下は副音声)
いやー。この1ヶ月しんどかった!平凡な土曜日がこんなにもありがたいとは。
というのも、民泊NGの出た4月末以降、毎日が不安だらけだったからだ。
ことの始まりは5/2。「ここを立ち退くかもしれない」と仲間を集めてイベントを開催。すると意外にも、物件を惜しんでくれる声が多く、シェアハウスとしての道を模索してみることに。
そして、5/13には求人広告を作るためのイベントを開催。そのアイディアを種に原稿を作り、5/15に公開。皆さんにシェアいただいた結果、1週間で10名ぐらいの問い合わせが寄せられた。
しかし、息切れし出したのはこの辺からだ。人見知りの私が毎日、会ったこともない人と面談。どんな人が来るのか、何人会えば決まるのか、不安でいっぱいのままとにかく会い続けた。
そんな中、先週末には人が決まって、今は部屋割りと転居日程の調整中。
だが民泊法自体は、毎日どんどん動いている(予約キャンセル強制執行とか)ため、私は民泊を奪われたTさんの挫折感を共に味わったり味わわなかったりしながら、今日やっと、平凡な土曜日を得たのである。
それにしても、人と何かを進めるというのは、それも「生活のパートナー」を決めるというのは、自分の一存じゃいかないからしんどいことが多かった。
しかし、それ以上に得るものも多かった、というのが本音で、
それは初めての挑戦だったり、それに対し多くの人が協力してくれたり、共感を示してくれたことだったりするけど、
要は、今起きているこの現実、そのどれもが、4月末には想像していなかったことなのだ。
ちょっと大げさかもしれないけど、
「想像できない未来を、自分で作ることはできる。たった1ヶ月でも。」
という実感。それこそが、今回得た1番大きな収穫だったと思う。
皆さん、どうもありがとうございました!