1泊2日で島根県津和野町/吉賀町に行ってきました。
島根県が主催する「Meets My Life」というプログラム。
実は1年前にも参加した私。今考えればこれきっかけで、本当に「移住」することになった私。
集大成となる今回の旅で、見聞きしたこと、感じたこととは?
1日目。羽田からのフライトは、昼過ぎには石見に到着。
その気になれば島根なんか近い。そんな感覚を味わいながら、バスは一路、吉賀町へ。
最初の訪問先は、自称・日本一人が来ない本屋「音鳴文庫」。
3.11の震災を機に、ライフスタイルを見直すことにしたオーナーの八木さん。縁もゆかりもない土地で、人の助けを借りながら開業に至った、その経緯を伺いました。
できない理由よりもできる方法。不便な中にもそれがある暮らしが、ここにある。
次の訪問先は、オーガニック農家、三浦さんの農園。
昨年のプログラム参加者である中島さんが、移住して農業研修を受けているところでもあり、移住までの経緯や現在の暮らし、受け容れ側である三浦さんにもその想いを伺いました。
里山を残すには耕す人が必要。だから自ら後継者を作るんだそう。
1日目の最後は、「欅がるてん」で大交流会。
「東京組も吉賀組も、同じ釜の飯食って仲良くなっちゃってよ」ってことで、今年も地元の食材でふんだんにもてなしていただきました。
私はというと、移住の先輩である中島さんに、「で、ぶっちゃけどうなの?」を聞いてみた。移住してどう?寂しくない?etc.
その答えはというと「移住して正解だった」。
これは中島さんに限らず、全員がそう答えた質問で、まぁ、正解だと感じるから続いていて、交流会にも来るのだろうけど、「だからって自分にも正解とは限らない」とかって、冷めた顔をするのは建設的ではない。
ここに「移住を成功させたい」自分がいて、目の前に「移住して正解だった」といっている人がいるなら、ここですべきことは、そのプロセスを真似ることだ。
「正解」と感じるからには、そこに至るプロセスがある。成否のカギはそこにあるのであって、移住を選ぶか自体にはない。
人生は統計じゃないんだから。
ここまで書いて、自分でうすうす分かってきた。成否のカギは、自己開示と関係性構築にありそう。
…うんうんうん、苦手だぜ!!!
ってことで、移住の先輩がた、マネさせていただきます。 ぺこり。