1回も書いていませんでしたが、念願だった「GCDFキャリアカウンセラー養成講座」を受講しています(笑)
毎週土曜日、朝9:30~18:30までみっちり。ときに座学あり、ときに実習ありの全12回。
(ビール醸造家への)転職が決まった今、消化試合感満載ですが、普通に学べることも多い、というか社会人として学んだほうがいいことが多く、驚いています。
例えば、「キャリア」という言葉の意味を、
「働くこと」にまつわる自由時間、余暇、学習、家族との活動などを含んだ、個人の生涯にわたる生き方のプロセス
と置いていること。
キャリアにはUPもDOWNもなく、あるのはただ、その人その人の生き方であるというわけです。
また、カウンセリングの目標を
(相談者が)社会の中でその人なりに最高に機能できる、自発的で独立した人として自分の人生を歩むようになること
と置いていること。
目指すべきは人のとの比較ではなく、その人自身の「最高」だというわけです。
そして意外だったのは、カウンセリングのプロセスを、
関係性構築→問題の把握→目標の明確化→方策の検討→意思決定と行動化
と置いていること。
「関係性」って、成果が目に見えないから軽視されやすいけど、最近、これほど大切なことないなって感じることが本当に多いのです。
また、キャリアのプロを目指す以上、自分のキャリアも理解しなければならないため、この前は「VPI」なる診断を受けました。
これによると、人の強みはRIASECの6類型に分けられます。
R:現実的
I:研究的
A:芸術的
S:社会的
E:企業的
C:慣習的
私はASEが強く、社会的な課題を企業的且つ芸術的なアプローチで解決するタイプ、といったところ。
これに照らすと「ビール醸造家」としての私には、ビールというモノが作りたい(RやI)というより、土地の魅力をビールで表現することで(A)、それを囲むシーンや楽しむ人を増やし(S)、地域を盛り上げていきたいんだ(E)と、納得のいく解釈ができました。
また、VPIは適職の提案もしてくれ、「家政学者」というものが。
実は移住の目的の1つは、「田舎で昔ながらの暮らしを楽しみたい」ということもあるので、おぉ!家政学者!みたいな。
とかいって、40近くになって尚、自分の「キャリア」にあれこれ夢を見ることができる。その意味でも受ける価値あったかも。
VPIはネットでもできます!
っていうか、タイトルに夢ありすぎやね。