久々、駒込病院へ。
半年に1度、子宮の検査を受けているのだ。
病院までは歩いていく。
歩いていく道すがら、去来するのはあの日の記憶だ。
異常が見つかった日の涙。回復が見えた日の涙。
そして、この体が本当に、私想いだってこと。
私はこの体に、感謝しないといけない。
悲鳴をあげてくれたから、誤った道に進まないで済んだ。
悲鳴をあげてくれたから、幸せを選ぶ決断ができた。
私は、この体に感謝しないといけないのだ。
東京にいられるのも、残り1ヶ月強。体に感謝を示すため、体が喜ぶことをしたい。
寝るとか、食べるとか、走るとかだけど、そういうことを全力でする月が、たまにはあっても良いかも知れない。