ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

釜山の優しい海、山、人 ③

7年ぶりに、ちょっと釜山へ行ってきた。

次に書きたいのは、この街との不思議な縁について。

f:id:tokyo100k:20190107155428j:image

再三書いている通り、私は2004年から2007年にかけ、この街に住んでいたことがある。

f:id:tokyo100k:20190107155452j:image

本当は台湾に行きたかったけど求人がなく(韓国はあった)、同じ韓国でもソウルのほうが好待遇だったけど、その頃の私には「第2の都市が面白い」というルールがあったため、選んだのがここ釜山だったのだ。

f:id:tokyo100k:20190107155517j:image

そして、2007年に契約満了。

帰国して10年以上、韓国と関わりのない生活をしてきたが、昨年になって同じ部署に、K林さんという人が異動してきた。面識こそなかったものの、同じ時期、釜山にいたという不思議な縁。

そして同じく昨年、つい1ヶ月ほど前のことだが、13年ぶりに現れたのが、キムさんだったというわけだ。 

tokyo100k.hatenablog.jp

突然の告白を受け、懐かしさと嬉しさとがあった反面、イマイチ自分ゴトにならぬまま、ほぼノリで釜山まで来たのが金曜のこと。そして4日間過ごしてみたら、天気も運気も全てが順調。

f:id:tokyo100k:20190107155603j:image
ひょっとしたら釜山の街が、「なぁ、俺のこと忘れてへん?」と私を呼んで(釜山は男っぽい)、仕方なくでも会いに来たから、順調にことが運ぶよう、全てを仕組んでくれたのだろうか。

と、そんな因縁すら感じるほど、点と点とが結びついて、1本の線が出来上がった。

f:id:tokyo100k:20190107155721j:image

なんつって、つべこべ書きましたが、1番嬉しかったのは、街が変貌するほど長い時間が経ったというのに、キムさんの心の中に、私の存在が消えず、残り続けていたということ。

変わる=必ずしも捨てるものばかりではなく、残したいものを選ぶことでもあるという中で、自分がそれに選ばれたこと。それが1番嬉しかった。

ありがとうございました。

〈完〉