丸の内で開催された「妻有ビール」さんのイベントに参加してきた。
「ビール醸造家 女性」で検索すると、上位に出てくる妻有ビールさん。ぜひ会ってみたかったのだ。「OL辞めてビール醸造家に」っていうのも、まさに私のことだし。
イベントの内容は、というと、
自身の縁ある十日町(新潟)を盛り上げたかったことから、ビアパブ、そしてブルワリーを立ち上げた、というストーリーで、そのブランディングに至るまで、全てが「十日町による十日町のための」を感じる内容であった。
例えばビールの名前。「十日町そばエール」「めでたしゴールデンエール」「豪雪ペールエール」と、日本語を入れているのは地元の人に親しまれるようにという配慮。
そして、持ち帰り用の瓶。当初は卸売しかしていなかったが、地元のおじいちゃんたちの要請を受け、小売用の瓶を用意した、なんてエピソードも。
いや、私もビール、作るんだけどさ。
当事者になってしまうと、近すぎて見えない、になりがちなんですよね。
ビールを作る「福住」という地域。ここで妻有ビールさんのような、「おじいちゃんたちの要請を受け」なんてことを、起こさなきゃならんわけですよ。けど、実際のハードル考えたら、高いじゃないですか。あの家と、あの家と、あの家と、ってね。
…けど、するんだ!
方法は考えるんだ!
そのために、初心に立ち返るんだ!!
私がビールでしたかったこと。
それは、ビールを片手にたくさんの出会いがある場を作ること。
偉いとか偉くないとかいう、垣根を簡単に超えさせるもの、それがビールだと信じてるから。
人見知りの私、気にしいの私が、今のこういう感じになれたのはビールのおかげだと信じてるから。
正直、篠山に縁はないし、それが盛り上がるとかは関係ない。
ただ、理念に共感できる会社があること、そのバックアップを受けてビールが作れること、「垣根を超える」という意味において移住者の多い地域にいること、これはやっぱり、アドバンテージだと思う。
頑張るしかないし、頑張りたい。
さ、寒すぎて、毎日具合悪いけど、と、とにかく頑張ります!!!