ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

6畳間を映画館に

最近したベストな買い物は、小さめのホームプロジェクターだ。

ビジネス向けと違って愛嬌があり、「波」っぽいデザインもちょっと素敵。プロジェクターというより「映写機」とでも呼びたくなるような姿で、部屋の壁に映画を映せば、なかなかの没入感が得られる。所帯じみた6畳間が、たちまち映画館になるみたいだ。

f:id:tokyo100k:20220330164851j:image

これを買うことにした動機は、日常的に映画を見たかったから。

政情が不安定で、以前なら起きるはずのなかったことが次々と起きている今、TVの報道は薄っぺらいし、NETだけだと偏りそうだし。

自分で気をつけていなければ、「人間らしい感情」を保てなくなりそうな危機感があった。まともな心を保つため、まともな情報に触れかったのだ。

 

買った当初は勢い余って、大学生の頃(20年前)ぶりに、1日3本見てしまった日も。

おぉ。

これが、大画面の力か。まるで現場にいるような迫力。感情に訴えるレベルがまるで違う。

当たり前のことだが、映画は大画面で見るように作られているのだった。今までPCで見たせいで、感動できなかった映画に謝りたい…。

f:id:tokyo100k:20220331185437j:plain

そうそう、大学生の頃といえば、年間300本は見る映画女子だった私には「ホームシアターを作る」という夢があった。

当時、売り出したばかりの「5.1chサラウンドシステム」なるものが、全部揃えて30万ぐらいだったはずだが、今、そこまでのクオリティではないにせよ、1万円ちょっとで夢が叶った。

それにしても、貸出に返却にときどき延滞にと、いちいちTSUTAYAまで通ったことを考えると、家から出ずに映画なんて、世界っていうのは、良くなる部分もあるもんだな。

未来の自分に宛てて書く

久しぶりに、文章らしいものを書く。

前回書いたのは昨年11月。しかし、2021年1月以降は月に1本というペースで、思春期以来、「文章書きが親友」だった私にとっては、ちょっと異例の期間だった。

どうして書けなくなったのか。コロナ禍以来、自分の勉強不足に気づき、「インプット」にしか興味がなくなっていたからだ。

だが、そんな期間もかれこれ2年。食べれば外に出したくなるのと同じで、書きたい。書きたい。書きたい。

が、書こうとすればまた迷う。何の目的で、何を主題に書けば良いのか。頭が真っ白になっていまい、下っ腹はぱんぱんなのに、出すに出せない日々。

 

そんな中、最近じゃ自分すら見なくなっていたこのblogを見ていたら、

未来の自分に書けば良い。

ということに気づいた。

 

過去の投稿、そこには日々の些末なできごとが書き殴られるばかりで、目的や主題まで考えたものなどほとんどなく、自分以外が見たところで「なんのこっちゃ」な投稿も多い。

が、中には、過去の自分が残してくれた「メッセージ」のようなものもあり、それも、肩肘張らず書かれた(と見られる)ものほど、懐かしく、そのときのことがありありと感じ取れるではないか。

ということは、今の自分が書かなければ、未来の自分に残すメッセージも、減ってしまうことになるのだ。

ちょっと年金を督促されたような気分にもなったが(違う?)、とにかく、最近好きなことだとか、幸せに感じていることだとか、社会が不安定な今だからこそ!人目など気にせず、飾りっ気なしに書き残していくことにした。目標は週に1本。

 

ちなみに、今、この文章は「入浴」しながら書いているが、私がこの技術を習得したのは、9年前の昨日だったらしい。同じ人間、考えることもやっぱり同じだ。

tokyo100k.hatenablog.jp

2022年2月のふりかえり

ヨガ:13回/15回✕

本:4冊/4冊◎

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50ヘルシンキ 生活の練習 (単行本)戦争とバスタオル 家(チベ)の歴史を書く (単行本)

 

映画:10本/4本◎


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com

 

2021年11月のふりかえり

12月になった。

…と、書き始めたのは12月1日だったが、仕上げている今は12月16日になってしまった。ふりかえり1本投稿するのに半月もかかってしまうのは、以前に比べて残業と、人に会う時間が増えたからである。脱コロナ禍。

さて、11月1日の私は、衆院選における「日本維新の会」の躍進を受けて暗澹たる心境に陥っていたが、それ以外の個人的暮らしとしては、とても安定した気分で師走を迎えた。

f:id:tokyo100k:20211218094730j:plain

growly, slowly&steadily

というのも、「10月のふりかえり」にも書いた通り、2021年は「これを継続しよう!」と決めたことを、来る日も来る日も繰り返す1年だったからだ。飽きっぽい私にとっては繰り返せたこと自体が立派な成果なので、残り1ヶ月になったとて、いや、残り1ヶ月だからこそ、ゴールが来るまで繰り返し続ける。来年のことなんかは、来年になったら考えよう。

自分の桜の木を植えた

11月で一番印象に残っているのは、3.11被災地の山に自分の桜を植えたこと。

どういうことかというと、福島県いわき市で開かれている「いわき万本桜」なるプロジェクトに参加してきたのだ。

www.mansaku99.com

これは、いわき市内に宇宙からも見える桜の山を作ろうと地元の有志が始めたプロジェクトで、その目標本数…何と99000本!

「震災からの10年で4000本植えたが、今のペースだと250年かかる」という、まるでガウディさながらの心意気が素敵で、以前から参加したいと思っていたのだ。「しかし、一人で行くのもなぁ〜」と迷っていたところに、「ゆかこさん(私)と旅行に行きたい」という人が現われたので、遠慮なく誘ってみたらあっさり実現したというわけ。

f:id:tokyo100k:20210512010550p:plain

2021年4月の「いわき万本桜」

私の人生、恐らく最初で最後の植樹体験はというと、想像したより重労働であった。

というのも、桜の苗木が「苗木」と呼ぶには似つかわしくないほど大きくて(高さ2メーターはあった)、穴を掘り、植えるだけでも一苦労。

f:id:tokyo100k:20211217221212j:image

が、終わってみれば感動もひとしお。

桜の寿命は50年というけど、これからほぼ私が死ぬまでの毎年、自分の桜が咲き続けるのだ。そしてその間、見る人たちの心を癒やし続けるのだ、と。

主宰の志賀さんによれば、「木は植えたら終わり」ではなく、草刈りなどしながら成長を見守る必要があるらしい。「子供を産んだら産みっぱなしではなくて、ちゃんと育ててください」ということなので、定期的に見に行かなければ!

プロポーズされた

同じくいわきでは、紅葉を見たり、海を見たり、福島の酒を呑んだりする中、プロポーズもされることになった。

予想通りだったので驚きはしなかったが、風来坊のような私でも、進むときは進むもんだ。失速しないように気をつけよう。

f:id:tokyo100k:20211217221229j:plain
f:id:tokyo100k:20211217221242j:plain
f:id:tokyo100k:20211217221250j:plain

女子力が右肩上がり

いわきのことはこの辺にして、暮らしの中での動きはというと、最近やけに料理をするのが楽しくなった。

きっかけはこの「保存食」の本。

私は「瓶」が好きなので、瓶に詰める=保存食が楽しく、最初はマヨネーズ、グラノーラ、ピクルスなどを作っていたが、今では「積読」状態だったほかのレシピ本も開いて、オイキムチやカキテキまで自作するようになった。

それにしても自分でちゃんと作る料理は、作るのも幸せだが食べるのも幸せだ。「食べる人がいる」ことも大きいのかもしれないが、こんなに簡単に、しかも確実に得られる幸せをみすみす見逃すことはない!!

などと盛り上がっていたところで、最近やけに、スキンケアに目覚めたり、カワイイものにときめいたりしている自分がいることに気づいた。

要は「女子力」が(今更)上がっているように感じるのだが、ひょっとしたらこれは、いよいよ妊娠可能年齢を過ぎつつある自分の、断末魔の叫びなのだろうか。

更年期の入口にいるらしい

11月の地味に確実にもやもやしたできごとは、生理が1週間近く遅れたことだ。

私は32才から今まで、生理不順になどなったことはなかったのだが、11月は久しぶりにそうなった。数年前、1回だけ例外はあったものの、そのときは明らかなストレス過多。今はストレスなど全くない。

と、そんなとき、毎日聴いているTBSラジオ「Session」で、明快な答えが与えられた。

「更年期の入口」だ。

曰く、生理周期が少し短くなったかと思えば、逆に長くなったりしながら(←イマココ)不安定になって、やがて閉経を迎える、と。

anchor.fm

ついさっきまで、桜だのプロポーズだの女子力だのと騒いでいたのに、更年期の入口にも立っていると。やっぱり断末魔の叫びか。ちなみに、12月現在も遅れている。

欲しいのは持続可能な幸せ

このように書き出してみれば、11月は未だかつてなく「女である自分」にふりまわされた月だったように思う。

それでなくても私は、非正規である自分とか、独身である自分とか、あらゆることにふりまわされているというのに、女である自分にも、普段よりふりまわされてしまったのだ。(大部分楽しかったけど)

そんなふりまわされっぱなしの中で、ふと考えることがあった。

本当に最後に、残って欲しいのは何だろう。

それは「持続可能な幸せ」だ、と。

私は子供の頃から、恐らく母子家庭育ちのせいだと思うが、「自分で自分を幸せにする」という意識の強い子供で、いわゆる「私を幸せにしてくれる人と結婚する」というような、通り一遍の、或いは人任せの幸せには興味がなかった。

  • 自分にとってどんな状態が幸せか
  • どうすればその状態になるのか

そんなことを子供なりに考え、加えて30代までは好奇心と承認欲求に突き動かされていたので、海外で働きたいと思えば行き、田舎で暮らしたいと思えば行き、華やかな世界に身を起きたいと思えば行った。

こうした「幸せそうに見えること」は全て面白い体験ではあったものの、私の胆力では続けられず、挫折を繰り返しているうちにこの年になってしまったが、あらゆることを試した今、求めていることは何かといえば、

好きな人といるのは楽しいとか、自分で作る食べ物はおいしいとか、カワイイものを見るのはときめくとか、自分でもびっくりするほど素朴で確かな幸せだった。

要は今日も明日も、努力次第で獲得できる「持続可能な幸せ」だ。

冒頭にも書いたように、2021年は「これを継続しよう!」と決めたことを、来る日も来る日も繰り返す1年だった。

ときどきは飽きたり、もやっとすることもあったけれど、1年前にはなかったものが、朧げながらも見えてきた。そう考えてみれば、私は私らしい幸せを、モノにしたということ、かな???

定量の成績

  • ヨガ 15回/15回
  • 本 4冊/4冊

時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学 (NewsPicksパブリッシング)スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む: 日本の大学生は何を感じたのか三流のすすめ

 

  • 映画 4本/4本


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com

www.nhk-ondemand.jp

www.nhk-ondemand.jp

2021年10月のふりかえり

11月になった。

よく行く雑貨屋さんのハロウィン飾りが一夜にしてクリスマス飾りとなり、「あぁ〜もう年末なんだな」なんて感じたところで、コロナ禍が(一旦)収束し、「街の彩りに季節を感じる」ということを久しぶりにしたことに気づいた。

(一旦)と敢えて書いたように、コロナ禍はまた来るだろうし、コロナが消えてもまた別の何かが来る。ヒトは環境保全のため、或いは社会保全のために、ある程度「自粛」した暮らしを続けなければならないというのが私の考えで、故に緊急事態宣言が解除された今でも、暮らしぶりはそれまでと大きく違ってはいない(居酒屋に行く機会が増えたぐらい)。

f:id:tokyo100k:20211114134809p:plain

ルーティーン管理が1周年

暮らしぶりといえば、昨年の10月末に始めた「ルーティーン管理」が、継続1周年となった。

f:id:tokyo100k:20210110201847j:plain
f:id:tokyo100k:20211109124221j:plain
左が旧、右が最新

見ての通り、朝起きてから寝るまでのルーティーンを列挙したもので、始めた頃に書いた文章を見ると、

私は勉強に目覚めれば「勉強だけ」、ヨガを始めれば「ヨガだけ」というように、あることに集中するのは得意なのですが、バランス良く続けるのが大の苦手。今までは気合で頑張りすぎて疲れるか飽きるかして、最後には全部捨ててしまうの繰り返しでした。

しかし、2020年に吟味したことは、身につけ続けていきたかったので、「気合」に期待するのではなく、自分に合うペースを分析することにしたのです。

ということで、そんな動機だったことはすっかり忘れていたが、自分が「快」でいられるバランスを見つけるために、来る日も来る日も実行→内省→取捨選択を続けているうち、心身の健康並びに周辺環境の保全が、効率良く且つストレスなくできるようになった。ぱちぱちぱちぱち。

ダイエットに成功しつつある(42才なのに!)

心身の健康ということでいえば、昨年7月に始めたダイエットも続いていて、5キロぐらい痩せることができた。頑張ったぞ、私!ぱちぱちぱちぱち。

 

ーーー私は、今でもあの日を覚えている。

2020年の6月、最初の緊急事態宣言が明け久しぶりに出社した日、会社の大きな鏡で見た自分の姿は、「胸より腹が」出ていたのだ。いわゆる「コロナ太り」で、すっかりオバサンの体化していたわけだが、それにしてもそんなに食べてたっけ?40代って食べたら食べた分だけ、いや、食べた以上に太るの?

頭の中が「?」だらけになり、すぐさまヨガを申し込んだ。

その後の頑張り、そして成果は以下の通り。

  • 2020年7月 ヨガ24回/目標体重との差+4.3kg
  • 8月 21回/+3.6kg
  • 9月 21回/+4.3kg
  • 10月 18回/+4.6kg

→ヨガに通いまくっている割に痩せないし、幸福度も上がっていないことに気づき、ルーティーンの研究を始めることにした。

  • 11月 14回/+4.9kg
  • 12月 12回/+5.7kg

→恐らく筋肉がついたのだろうが、まさかの体重増加!一時的にレコーディングダイエットを導入して、いろいろ試した結果、少量でも食べた気になれる「玄米雑炊」という今でも毎日食べているメニューを開発した。

  • 2021年1月 11回/体重は記録なし(モチベーションが低下していたと見られる)
  • 2月 13回/+4.3kg
  • 3月 8回/+2.8kg
  • 4月 5回/+2.4kg

→玄米雑炊の力で体重は減ってきたが、出社することになったためヨガに通えなくなった。ピンチはピンチだったが、多少見れる姿になってきたので婚活を始めた。

  • 5月 9回/+1.7kg
  • 6月 9回/+2.5kg
  • 7月 12回/+1.7kg

→出社+業務量が増えすぎたので、ヨガだけのためでもないが、直談判して減らしてもらった。更に7月最終週からは再びリモートワークに。ヤッター!

というわけで、ヨガは現在、月15回ぐらいのペースに落ち着く。

  • 8月 14回/+1.6kg
  • 9月 15回/+0.9kg
  • 10月 15回/+1kg←イマココ

→数字だけ見ると「あれ、こんなもんだっけ?」と感じるのが妙ではあるが、しかし!リアルに汗を流し続けた結果、鏡で見たときに「太い」と感じることはなくなった。「細い」と感じるほどでもないけど。

 

さて、10月のふりかえりというより、2021年のふりかえりみたいになってきたが、成果といえば、もう一つ。

結婚に向かっている…!

5月に出会った人と近日中に動きがありそうだ。

いや、正直、最初は全くピンと来なかったけど、丁寧に関係性を紡いでいった結果なので、これもまた努力の成果と呼ぼう。ぱちぱちぱち。

 

それにしても、42才ともなれば婚活も恋愛ももちろん初めてではないのだが、ここまで問題なくトントン拍子に進むとは、今までと一体何が違っていたのか。「今までになくて今回はあったもの」、それは何だったのかを今日ははっきりと書いておきたい。

今までになくて今回はあったもの、それは、

  • 結婚したい「動機」がはっきりしていること
  • 自分で自分を受け容れていること(自己承認)

まず1点目について。私が結婚を考えるようになったきっかけは、2019年に兄が脳梗塞で入院したことだった。当時、兄は独身だったので(今もだけど)、「ICUに入れる身内」ということで、隣の県に住んでいた私が、わざわざ病院へ呼び出されたのだった。

入院。私はしたことないけど、年を重ねていけばそういうこともあるだろう。ただでさえ病気で苦しいときに、面倒見てくれるくれる人がいなくてますます苦しい。兄の姿を見ながら、そんな未来を、自分に与えるべきではないと感じた。

tokyo100k.hatenablog.jp

tokyo100k.hatenablog.jp

で、2020年に婚活しようとしていたが、到来したのはコロナ禍である。大きな社会不安に(ある意味)心を奪われた私は、まず日本のことを勉強しようと、婚活どころではなくなった。そして勉強した結果、日本社会は良くなどならない。独身女性の未来は(一部の成功している人以外)暗い、ということをありありと理解できるようになった。

いや、今までだって想像することはできたのだ。が、心から納得したのは今回が初めてだった。自分で直接感じたり考えたりしたことっていうのは凄い。少なくとも、長いだけで不毛な恋愛を断ち切る大きな力にはなった。うん。

で、「結婚したい」というより「しなきゃまずい」的な感覚で始めた婚活だったが、目的さえはっきりしていれば、目の前の事実が「正しく」解釈できるようになるもの。

例えば目の前に「実直だけど面白くない」男性がいるとしよう。※例えです

昔の私であれば「面白くない、もう会わない!」という判断をしていたが、結婚する目的に立ち返れば、「実直さ」は極めて重要な価値であり、「面白くない」ことなんかは、取るに足りないことである。

要するに、「なんとなく」の感覚的な判断ではなく、目的に照らした合理的な判断を重ねて、「多少イマイチなところもあるけれど、また会ってみよう。会っていただける限りは」という行動ができたわけです。会社の面接とかでもそうじゃないですか。「素晴らしいから受かる」ケースと、「落ちるほどの理由がないから受かる」ケースとがある。前者ではなく後者がしんしんと積み重なった感じ。

最近じゃ「面白くないところが逆に面白い」みたいになってきて、何でも都合よく解釈できる自分の生存本能の強さを感じている。ナニサマって感じですが。

 

さて、「今までにはなくて今回はあったもの」の2つ目=自分で自分を受け容れていることは、抽象的で難しいので今日は書けないけど、恐らく「強い動機」と両輪で重要なことだ。でなければ、自分や相手のマイナス面にばかり目を向けてしまって、プラス面に目を向け、プラスを当て合うことで関係性を紡いでいく、という努力には至れなかった、気がする。

↓自己承認に目覚めた頃の投稿

tokyo100k.hatenablog.jp

家族旅行(墓参)に行った

さてさて、「来年結婚するかも」といえば、私の兄(47才)も再婚することになるらしい。

10月に、兄の住む岡山経由で、島根まで墓参に行くことにしたのだが、何とそのタイミングで母だけ婚約者の紹介を受けたそうな。我が家は来年、天変地異のような1年になるのだろうか。

旅程はというと、岡山集合→広島→島根(津和野周辺で墓参と親戚巡り)→萩泊→角島大橋→岡山。

f:id:tokyo100k:20211114134656p:plain
f:id:tokyo100k:20211114134734p:plain
f:id:tokyo100k:20211114134748p:plain
f:id:tokyo100k:20211114134755p:plain

私はまさかの生理始まりという中、岡山までは寝台特急の雑魚寝シートで移動&山口→岡山間を慣れない兄の車400km運転するなど、肉体を酷使する結果となった。

 

ちなみに10月に掲げていた目標は「人と楽しむ」。そのイメージとして私は、以下の文章を書いていた。

自分の暮らしとか、人生とかいうことには自分なりの一本道を貫きながら、その道中で出会い関わる人たちと、一緒に過ごす間、一緒に見られる景色を楽しむ。

例えば人が3人いれば、3人の意思が交錯する。きっと、自分の意志通りには進まないこともあるだろう。だから、その交錯をこそ楽しむ。

一緒に見る景色は、きっと独りでは見れない景色。見せてもらっていることに感謝しながら、自分が見せられるものも返していきたい。

この旅行中も、想定以上に体を酷使したとはいえ、この母の娘とこの兄の妹に産まれたことを幸せだと感じる程度には楽しめたし、末っ子としてムードメイキングに努めるなどちゃんと貢献もできたはず。帰りの新幹線で母と喧嘩別れした以外は。

f:id:tokyo100k:20211114134715p:plain

定量の成績

  • 読書 4冊/4冊◯

堕落論 (スラよみ!現代語訳名作シリーズ)とにもかくにもごはんコロナ後の世界 (文春e-book)コロナ後の世界 ――いま、この地点から考える (単行本)人口減少社会の未来学 (文春文庫 う 19-26)

  • 映画 4本/4本◯


www.youtube.com

人生フルーツ★★★


www.youtube.com

ブータン 山の学校★★★


www.youtube.com

コレクティブ 国家の嘘★★


www.youtube.com

<主婦>の学校★★

  • ヨガ 15回/15回

2021年9月のふりかえり

10月になった。リモートワークで長く家にいたせいか、9月は過ぎるのが早かった。

世相で印象に残ったことといえば、自民党の権力争いと皇室の結婚スキャンダルぐらい。そればっかり報じられるということは、日本人の興味っていうのは、昔フジの13:30枠で放送していたメロドラマのレベルなのか。…っていう例え、若い人には通じないんだろうな。

9月の目標は「体の健康の掌握」

私自身のふりかえりでいうと、9月の目標は「体の健康を掌握したい」だった。8月に「心の健康」を掌握したので、次は体だ!と考えていたのだが、成果としては達成。

中でも嬉しかったのは、「高尾山」が前回(6月)よりも楽に登れたことだ。

私は3の倍数月(3月、6月、9月、12月)に高尾山に登っていて、この1年では今回が4回目。何回も登っていれば「大体この辺で苦しくなる」というポイントを体が覚えているものだが、そのポイントが、前回よりも前進(上昇)していたのだ!!

f:id:tokyo100k:20211008011359j:plain

たったそれだけのことだけど、自分の成長を実感できた。山ってシンプルに素晴らしい。

いや、冗談抜きで、こういう自己承認のネタは無限に作っておいたほうが良い。世間のモノサシだけに自分を測らせるな。これは声を大にして伝えたいことでもある。

女の体は「自然」である

そもそも今月「体の健康を掌握」するために考えたのは、「生理を軸にスケジューリングする」ことだった。

古今東西を問わず、女の体には「生理」というものがある。個人差はあるにせよ、その期間中は体が重かったり頭が眠かったり。何十年付き合ったとしても、自分でコントロールできるようにはならない。

女の体は自然の摂理、とでもいうのか。

冬には夏の花が咲かないように、生理も意志ではコントロールできない。だから掌握してみたい、と、8月の私は考えたのだ。

「生理を掌握する」とはどういうことか。それは「敢えて徹底的に怠ける」ということ。コントロールできないなら、コントロールを諦める。

というのも、私は「その日の気分で動く」ことが苦手で、スケジュールはざっくりでも決めてGoogleカレンダーに入れておく人なのだが、とはいえ、決めたからといって、その通り動ける日ばかりでもない。

生理期間はその代表格だ。

普段なら湧き起こってもこない謎の怠け願望が湧き起こり、決めた通りに動きたい自分(の意志)との間で、誰の得にもならない自己否定が起きていた。

自己否定は、百害あって一利なし。そこで敢えて逆張りして、「怠ける日」に決めてみたのだ。通常の掌握が「積極的掌握」だとすれば、生理中のそれは「消極的掌握」とでも呼ぼうか。

その日だけは食べたいものを食べ(主にヤンニョムチキン)、「その日」だけは見たいものを見る(主に韓国ドラマ)。部屋が散らかっても良いし、ヨガだって休む。頑張ろうとする自分を、徹底的に封じ込める。

…と、そんなことをしていたら、効果てきめん。動かない日を決めたことで、それ以外の日が動ける動ける!

9月はヨガに15回行ったし、朝早い映画にも行った。定期的な買い物(吉祥寺か大久保か銀座)だって予定通り。

自分で決めたルーティーンを延々繰り返してるだけだが、過不足のないことがこれほど心地良いこととは。メリハリ付けていくことは、びっくりするほど大切だった。

f:id:tokyo100k:20211006195221j:plain

五感を満足させること

ほか、細かいことでいうと、朝、目が覚めたら心地良いと感じる音楽を聴く。窓を全開にして外の風を感じる。線香やアロマを焚いて体をじんわり癒やす。というようなこともしている。

怠け期間以外は部屋だって快適に保ち、体内環境も体外環境も、自分に関わる環境という環境の全てを整えている。

こういった日々のセルフケアやハウスキープに夢中になっていると、ぼーっとする暇なんかありゃしない。充実のうちに日々が過ぎる。それで9月は、早かったのかもしれない。

10月の目標は「人と楽しむ」

ということで、今の私は心も体も健康そのもの。自分のことは現状維持で十分なので、10月の目標には人間関係を掲げたい。いや、実は明日(10月8日)から家族旅行なので、まずはそこを円満に済ませたいという意図もある。

 

「人と楽しむ」のイメージはこういうことだ。

自分の暮らしとか、人生とかいうことには自分なりの一本道を貫きながら、その道中で出会い関わる人たちと、一緒に過ごす間、一緒に見られる景色を楽しむ。

例えば人が3人いれば、3人の意思が交錯する。きっと、自分の意志通りには進まないこともあるだろう。だから、その交錯をこそ楽しむ。

一緒に見る景色は、きっと独りでは見れない景色。見せてもらっていることに感謝しながら、自分が見せられるものも返していきたい。

定量の成績

  • 農園:1品目/1品目◯→但し、モチベーションは低下中
  • ヨガ:15回/12回◎→目標体重を達成した!◎
  • 本:2冊/4冊(✕)

イドコロをつくる 乱世で正気を失わないための暮らし方忘れられた日本人 (岩波文庫) 

  • 映画:8本/4本◎→★は3点が満点


www.youtube.com

★★★


www.youtube.com

★★★


www.youtube.com

★★

★★

★★


www.youtube.com

★★


www.youtube.com

★★


www.youtube.com

今週のお題「今月の目標」

2021年8月のふりかえり

f:id:tokyo100k:20210911012633j:plain

暑くて長い、夏が終わった。

(書いてるの9月10日だから、もう跡形もないけど。)

8月の頭はまだ五輪をしていて、その後、感染は予想通り広がり、入院したくてもできなくて、家で亡くなる人が増えた。

世相はそんな感じ、という中、私はフルリモートなのを良いことに、朝から晩まで報道番組を聴いていた。コロナ禍が不安だとか腹が立つとかいうより、自ら学んで、納得できる道を選ぼうって感じだ。人は必ず死ぬのだから。

8月は「アウトプット強化月間」だったが

そんなわけで、日々のインプットが習慣になったので、8月は少し「アウトプット」を頑張りたいと考えていた。

バランスが取れた7月、からの8月。

…は、「健全な怒り」や「充実感」をエネルギーに、アウトプットを頑張ってみたい。

というのも、この1年ぐらいインプットしてきたことが、そろそろ「発酵」しそうな予感がしているのだ。

今までは「自分のため」にしか考えていなかったことを、外の世界に出してみたいし、8月は休みも多いので、何か形にできればと。

本当は「自伝」を書き始めたかったけど実行できず(年内に企画ぐらいは!)、聴いた報道番組についてTwitterで呟く程度だったが、実施してみて分かったのは、

私は、草の根運動に参加したがっている

ということ。

 

7月にも書いた通り、

日本社会には昔から、それを牛耳ってる人(主にオジサン)たちがいて、「国策」という名目のためなら、市民や弱者が犠牲になるのは容認されるようになっている(五輪がそうであったように)。

この構造は少なくとも明治期から続いているのだが、権力者側の隠蔽、改ざん、情報統制、また市民側の無関心と忘却とがその維持を支えてきた。

一方、それに対するカウンターはというと、当事者による告発や心あるメディアによる報道、そしてそれを受けた市民による世論が、心ない人や組織に「外圧」を加えるしかない、ということがアウトプットしている中で分かり、自分も「外圧」の一員になりたいと、はっきり自覚するに至ったのだ。

改めて『韓流ドラマ』について語ろう

話は突然変わるようだが、8月は夏休みがあったので、1年ぶりに『韓流』にハマった。何本か見た中で、面白かったのは『ロースクール』。


www.youtube.com

法曹を目指している大学生と指導教授が主人公のサスペンスで、前半は謎が謎を呼ぶ展開から目が離せず、後半は後半で「黒幕」の存在が暴かれ、主人公たちによって倒されていく展開から目が離せない。

「正義とは?」という壮大なテーマと、「青春の葛藤」という永遠のテーマが、等身大の(そして魅力的な)大学生たちを通して描かれていくのがもう最高…!

ということで、是非シーズン2を制作してほしいものだけど、見ている中で気づいたのは、私はどうやら「弱者」が塊になって、「巨悪」を打ち負かすドラマが好きらしいってこと。『梨泰院クラス』や『ヴィンツェンツォ』も好きだった。

そして現実に立ち返って、草の根運動云々に戻る…。

頭でっかちばかりでなく

さて、真面目なことばかり書いていると、とても頭でっかちなオバサンに見られそうだが、それはそれで自分が疲れる。そこで重要になるのが、ここ数ヶ月ほど書き続けてきた「整える」作業だ。

8月の大きな成果の1つは、「整える」が完成したこと。

恐らく1日のルーティーンについては、これ以上整える必要がないぐらい整った。

どんなルーティーンかというと、

起床→音楽→参拝→農園→リモートワークしながら報道→1日置きにヨガか映画→本→セルフケア→合間に雑務を片付けて就寝

という感じ。

8月はワクチン接種と帰省、母の襲来があったぐらいで、後はほぼこんな日々だったが、「整う」ことで何が起きたかというと、冒頭に書いたように「頭」が整うことで納得のいく考えができるようになったことと、「心身」が整うことで暮らしや自分自身を楽しめるようになったこと。

交感神経と副交感神経のバランスに近いかもしれないけど、「頭」と「心身」の両輪が良い具合に回っているような気がする。

9月の目標、というか予定

そういうわけで現状は安定していて、残すところは微修正、という感じなので、9月は引き続き、今までにしてきたことを磨いていきたい。具体的には、

  • 「心の健康」は掌握できた気がするので、「体の健康」を掌握したい→具合の悪くなる時期(生理)を中心にスケジュールを組み立てる

※「掌握」とは具合の良いときも悪いときも自分でその状態を認知して適切な対応ができること。具合の悪いときにムリな行動をしたり、具合が良いのにムダな行動をしたりするのはダメ。

  • 倫理的な心を磨きたい→映画『MINAMATA』など見たい


www.youtube.com

  • 今より太い「草の根」を考えたい
  • 自伝の構想を練りたい(年内には!)

こうして見ると、「大きな目標」を考えるのができないっていうか、日々を重ねるしか能のない私だが、最後に「そんな私でも大丈夫!」って、勇気をもらえた番組を紹介。

TBSラジオ『Session』にタレントの麻木久仁子さんが出たときのもので、最近は薬膳のことを勉強しているという流れから、

若いときは闇雲に成長や進化を求めたものだけど、年を取ってそうもいかなくなってきた。それよりも人生は、1日1日を大切に積み重ね、気づいたらその跡に「道」ができているようなものではないか。

というようなことを喋っている。

anchor.fm

「跡に道ができている」なんて、最高じゃないか!

人生がある日突然に、劇的に変わるなんてことはない(若いときはありそうに見えてたけど、ない)。

今日も一歩、明日も一歩。9月もマイペースに進もう。

定量の成績

  • 農園:継続中(◯)
  • ヨガ:14回/8回(◯)→目標体重を9月には達成しそう!
  • 本:3冊/4冊(✕)

中学生からの愛の授業 学校が教えてくれない「愛と性」の話をしよう (コア新書)結婚の奴すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術 (星海社 e-SHINSHO) 

  • 映画:4本/4本(◯)


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com