ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

2011-01-01から1年間の記事一覧

現在・釜山・未来

しみじみ聴いてしまう、くるりの『キャメル』という曲がある。 ♪いつまで経っても変わらないことは「確かなものなんてない」ことだ 本当にそうだなぁ、と。 5連休を頂いて、韓国に行ってきた。 5年前に住んでいた街を、3年前に出会った人と、歩く。 過去と現…

私の10月

ほぼ日帰り、大阪へ行ってきた。 目的は旅行でも出張でもなく、ロケ。それも宴会で使う映像を撮るための、ロケ。 ただでさえ忙しい中、自腹。同行するのは、何度かしか会ったことのない人たち。普通に考えて、腰の重くなるところだが、10月の私には、勢いが…

Hey! Mountain

高尾山で、楽しい楽しいビアガーデン。 山のような望みはない。 1×1=1だが、1×10=10は、それを10人が得られるから総量としては100なんだ、ということを、あの人は知っているんだろう。

近江八幡 ~川の流れに草は青々~

鯖江から電車で2時間半。滋賀県は近江八幡という街に立ち寄った。 近江八幡は水郷と近江商人のふる里。 一角に残される古い町並みは、映画のロケに使われていたことで知った。 八幡堀を歩きながら、「川の流れに草は青々」という言葉が。 台湾のホウ・シャオ…

金沢 ~都歩き~

2日目は朝から、古都金沢を堪能。 戦災を免れた金沢には、東西2つの茶屋街と武家屋敷街が1つ、今も暮らしの場として残されている。 まずは長町武家屋敷街。 重要文化財でもある野村家の屋敷跡は、庭園が本当に素晴らしく、 1時間ぐらいゆっくりと、休める心…

金沢 ~旅と写真と文章について~

20代から旅を重ね、写真を撮ったり文章を書いたりしてきて、そんな自分に感謝している、30代の私がいる。 旅は逃げ場であり、次の扉を開く鍵でもあり、『いつでも、どこでも、ひとりでも』出来る、これに本当に、救われてきた(今も)。 水曜の朝、片道切符…

雨の大和路

金曜は早めに会社を出て、仮住まいへ遊びに来る、母を迎えに新大阪へ。 『来たは良いけど、明日どこ行くの?』 などと聞くまでもなく、母は綿密に調査した奈良の地図やら料金表やらをごそごそ。 そうそう、きっと奈良だろう。確かに予想はしていたけれど、親…

熊野古道 -速玉-

3日間は速玉大社。 那智、本宮とは違い、JRからも歩いて行ける、便のいい神社である。 が! 私が伝えたいのは、そんな呑気なことじゃなくて、 速玉大社の「摂社」である神倉神社と、熊野川のこと。 速玉大社があっさり終わってしまったから(!)摂社に行く…

熊野古道 -本宮-

2日目は本宮。 全ての道は本宮に通ずる、熊野本宮大社である。 本宮大社の参拝は、大鳥居のある大斎原(おおゆのはら)から。 大斎原とは、熊野川と2本の川が合流する中州のことで、明治の洪水で流されるまでは、そこに今の8倍の広さの旧境内があったらしい…

熊野古道 -那智-

GWは、念願だった熊野古道へ。 江戸の頃には、「伊勢へ7度、熊野へ3度」とも歌われた、聖地の中の聖地である。 1日目は、紀伊勝浦から那智山へ。 路線バスは「大門坂」で下車。いにしえの道を歩きながら、参拝するというコース。 GWということで混雑こそして…

川の流れと心の動き

人生を川に例えるなら、そこそこな急流だっただろう、2011年の4月が終わった。 3月の中旬に異動が決まったまでは良かったが、4月に入り、部署そのものが大阪へ派遣。「そんなこともあるんだ」なんて、構えるか構えないかの翌週には、現地入りを命じられた。 …

浜寺石津町中3丁

子供の頃、何度か行ったことのある場所。 ほとんど記憶はないけれど、もう1度行ってみたかった場所。 堺には、父の実家があった。 今もあるかは分からない。そもそも、生きているのかも。 戸籍抄本を手がかりに、それらしい場所を歩いてみた。 もちろん見つ…

原発が奪うもの、残すもの|祝の島

あの震災から、1ヶ月が経ちました。 忘れられない、忘れてはならない、M9.0という史上最大級の規模に、次々都市を丸呑みした津波の被害。しかし日本社会の課題として重い影を落としているのは、原発。その問題に他ならないでしょう。 原発に、賛成か、反対か…

靖国神社の桜

東京の春に、桜が咲いた。 ということで、新年度の4月1日、靖国神社へ早朝参拝。 数ある名所の中から、靖国を選んだのには理由がある。 2011年3月11日、東北地方を中心に東日本全体を襲った、地震、である。 津波による甚大な被害。凄い勢いで増える犠牲者の…

瀬戸内の風|香川県直島町

連休は香川へ。 昨年開催された『瀬戸内国際芸術祭』の継続作品を見るために。 旅の往路は、寝台列車のサンライズ瀬戸を利用。 わぁぁぁぁぁーーーーーっと。 東京→岡山8時間。寝静まった夜の街が、大きな車窓を流れていく。 それは未体験の非日常。まるで深…

映画館の活用法@目黒シネマ

気分が優れなかったので、目黒の名画座、目黒シネマへ。 上映作品は、「ちょんまげぷりん」と「川の底からこんにちは」の2本。名画座以外で見ないので、常に2本立て。どっぷり漬かる。 「ちょんまげぷりん」は、錦戸亮扮する侍の、侍らしい佇まいが良かった…