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映画『ソワレ』と、共にいるということ

映画『ソワレ』を見てきた。 終演後、拍手しそうになったけど、「あ、映画は拍手しないんだっけ」と手を引っ込めた。 ある事情から、逃亡することになった男と女。 未来のない、いわゆる「負け組」側にいる、孤独な若い男と女だ。 頼りない二人が支え合った…

安倍首相辞任と、「忘れない」ということ

2020年8月28日、安倍首相が辞めることになった。 Twitterで見かけたのは「#辞任と逮捕はセットだろ」というハッシュタグ。 権力を盾にやりたい放題。確かに、逮捕されて然るべきだ。 が、レガシーなどなくとも、歴代最長の首相(とその周辺)。逮捕、逮捕と…

映画『この世界の片隅に』と、それでも暮らしていくということ

「原爆の日」に因んで、映画『この世界の片隅に』を見てみた。 あらすじは、広島育ちの主人公「すず」が、軍港のある街・呉に嫁ぎ、戦争を真隣に感じながらも、日々の暮らしを紡いでいくというもの。 戦争×アニメといえば、『火垂るの墓』や『はだしのゲン』…

映画『はちどり』で、自分をいたわり抱きしめたくなる

『琴線に触れる』という言葉がある。 心の奥に秘められた感じやすい心情を刺激して、感動や共鳴を与えること とあるが、 考えるともなく心が共鳴してしまう、気づけばそこに迫ってきている、静かで繊細な感動のことだ。 『はちどり』という映画を見た。 内容…

『日本沈没2020』から考えるコミュニティと共助

7月12日(日)。晴れ。 Netflixで『日本沈没2020』を見ました。 『日本沈没2020』予告編 - Netflixオリジナルアニメシリーズ 見ることにした理由はもちろん、九州地方の豪雨です。 東京では「自分ファースト」な首長が再選されましたが、その翌日からの災害…

果物が実り熟すがごとく|人生フルーツ

ギンレイホールで、「人生フルーツ」という映画を見てきた。建築家の津端修一さんと、その妻英子さんを追ったドキュメンタリー作品だ。 映画『人生フルーツ』公式サイト 90才と87才になる津端夫妻、畑作りから障子貼りまで、暮らしに関わることはほとんど、…

原発が奪うもの、残すもの|祝の島

あの震災から、1ヶ月が経ちました。 忘れられない、忘れてはならない、M9.0という史上最大級の規模に、次々都市を丸呑みした津波の被害。しかし日本社会の課題として重い影を落としているのは、原発。その問題に他ならないでしょう。 原発に、賛成か、反対か…