2日目は朝から、古都金沢を堪能。
戦災を免れた金沢には、東西2つの茶屋街と武家屋敷街が1つ、今も暮らしの場として残されている。
まずは長町武家屋敷街。
重要文化財でもある野村家の屋敷跡は、庭園が本当に素晴らしく、
1時間ぐらいゆっくりと、休める心と体と頭。。。
にし茶屋街はその近く。
ひがしに比べ、こじんまりした印象だけど、その分、可憐な花たちが光って
いた。
夕刻からは、ひがし茶屋街を散策。
ここは国の重要文化財にも指定されている『志摩』が良い。
お茶屋=遊興の場ならではの生活感のなさ。
優雅な作り=建物としては繊細で、保存にも手がかかるという話。
ふむ、女、なんだな。
京都でいう祇園のような、東京でいう神楽坂のような雰囲気の中、日が暮れるまでしょうもない本を読むという贅沢。
本日のドッグイヤーは、
『自分の惚れた相手を、自分の不安を誤魔化す道具に使ってはいかん。』
『本質を見抜いても、あからさまにそれを突いてはいけない。』
うーん。
本質を見すえると生きていけないし、本質を見失っては生きている意味がない。
ほどほどに流されたくて、ほどほどにわがまましたくて。
匙加減の研究は、迷走を極める。