ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

ろうそく

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人生は、ろうそくのようなものだとして、ろうが尽きるそのときは、人生の終わるその瞬間。

融けてゆくろうが命だとすれば、灯る光は、私の成果や存在価値に当たるのだろう。

自分はどんな風に生きて、どんな世界に暮らしたいのか。

そんなことを考える度、今の生活が正しいのか、よく分からなくなる。

出来なかったことが、出来るようになりたくて、私は今の生活を選んだ。

しかしそれと引き換えに、掌からぽろぽろと、毀れておちてゆく何かも見える。

私は、暗くなってしまった誰かを、照らすようなろうそくになりたいのだ。

誰かの灯を消したりなんて、そんなことはしたくなかったのだ。

頑張るのはいいこと。

だけど、それで傷つく人がいるのは、本当の意味で正しいのだろうか?

生きるために頑張る人がいる。

楽しむために頑張る人がいる。

生きると楽しむの仲立ちをするのが、「正しさ」なんだと私は思う。

強くなれってことかもしれない。

だけど、正しさのためだけにある正しさは、全然正しくなんかないと思う。

私は、楽しむために正しく生きたい。