自分と付き合うということは、得体の知れない自分自身の、長所も短所も受け容れ生き抜くことだ。
他人と付き合うということは、本人ですら得体の知れない(だろう)相手自身の、長所も短所も受け入れ生きることだ。
出会いがあれば別れもある。
互いを栄養にし合える。その期間が長ければ付き合いは続くし、そうでなければ終わる。
契約とか約束、上下関係なんかに縛られず、常に光の射すほうへ、伸びていく自由な芽でありたい。
こういう方向に成長したい、というものがその時その時である。
最も大切なのは、その成長を実現するための行動であって、その場その場で出会う人は、旅路の道しるべをくれたり、疲れた私を休ませてくれる人である、と解釈する。
目的地の方向が近い人なら、共に歩むこともあるだろうし、自分の向かいたい方向を変えてまで、相手に合わせる必要もない。
自分の成長したい環境を選ぶ。
「べき」なんて、人に決められることじゃない。人間の愚かさは、ただ右から左にでいい。それよりも伸びることを最優先すればいいのだ。