衝撃的な名前ですが、今、人気のワークショップです。
全ての人が、必ず経験することになる「死」。それは全てとの別れであり、執着の間逆にあるものである。
別れることになって初めて、「あぁ、もっと大切にすればよかった」ではなく、今からちゃんと大切にしよう。
そんなメッセージを受け取りました。
ワークショップの中身は、
- 大切なものを20個、紙に書き出す
- 病の発見から死に至るまでを想像しながら、①で書いた「大切なもの」を、1つ1つ捨てていく
というシンプルなもの。
得られたこととしては、
- 今まで同列に扱っていたものに「大切さ」の序列がついた
- 長く仲良くしてくれている人たちの心が尊く感じられた
- 年寄りが、過去にこだわる理由が分かった
私は昔から、「今がめちゃくちゃ幸せ!」と感じることもなければ、「どうしても○○が欲しい!」と願うこともない、要するに執着のない人で、
そんな宛てのない虚しさこそが、今回の参加目的だったのだけど、価値観が、静かに引っくり返りました。
(体験前)物事に執着すると、裏切られたとき悲しい
(体験後)物事に執着しなければ、死ぬときに懐かしむ過去もない
(体験前)人は未来志向であるべきだ
(体験後)死ぬ間際に未来なんか関係ない。人間、どれだけ残せるかが重要だ
とてもまとまった文章ではないけれど、場当たり的な私の人生も、少しは改善するような気がします。