“自分に自信のある人”って、無敵ですよね。
それだけで格好良く見えたり、発言が正しく聞こえたりします。
ですが、ピラミッドのよっぽど頂点にいる人は別にして、外見がダメだとか、能力がダメだとか、あれこれ努力する割に、身につかないのが自信というもの。
私は、自他共に認める頑張り屋ですが、金なし、地位なし、夫なしのアラフォーOLでもあります。自信なんかあるはずがありません。ことほどさように、努力と自信の量は、必ずしも比例しないのです。
さて、ミュージシャンの星野源が自身のラジオ番組で語った、「自分に自信をもつ方法」が、素晴らしすぎたので引用してみます。
曰く、自分で自己嫌悪に陥るような行動、自分で“格好悪い”と感じるような行動を避けるだけで、自分に自信がついてくるそう。
一般的に、自信が欲しい人間は、あれもしよう、これもしようと頑張りがちですが、逆に引き算しろというのです。これは新しい!
努力家の割に、報われたことの少ない私は、これに多いに感動しました。
そして決めた、“しないこと”3つ。
- 興奮すると言葉遣いが汚くなること
- 親しくない知り合いに会ったときに、挨拶せずに避けること
- 自分を頼ってきた人に対し、忙しいからと不愉快な顔をすること
昨日から気をつけています。なかなかできないけど、成長だけは実感しています!
“しないこと”で自信がつくとは、やや逆説的なようですが、“格好悪い自分”を考えるということは、言い換えれば自分自身を、客観的に見るということなのかもしれません。
そしてそれを意識していると、格好悪い他人すら、勉強の材料に見えてきます。今までイラッと来ていたことすら、成長のチャンスに見えてくる(笑)
ということで今日も、人生や社会は、成長の種だらけでした。ありがとう、星野源!