自由大学「地域とつながる仕事」に入学した。
先生は、友廣裕一さん。
大学卒業後、全国の限界集落を歩く旅「ムラアカリをゆく」に出た後、行く先々で出会った人々と、スモールビジネスを立ち上げ続け、今に至る人だ。「リソース・コーディネーター」を肩書きとしている。
入学のきっかけは、友廣さんの言葉であった。
「やりたいことがない人は、それがある人のサポートに回れば良い。」
つまり、何かをしたい情熱はある。しかし何をしたら良いかは分からない。そういう人は敢えて脇役に回り、「やりがい」だけを分けてもらうという選択があるのだ。
私は大きな会社に勤め、10年以上になる。
仲間のサポートを通じて、社会的インパクトのある仕事をしてきた。忙しいからスキルもつくし、若い頃はそれが楽しかった。
ところが40も近くなり、マクロ過ぎて逆に、「どこの、だれの」ために働いているのかが、見えづらくなってきた今日この頃。
マクロからミクロへ。社会から目の前の1人へと、そろそろ「自分の仕事」を考えたほうがいいのでは、ということで今日に至っている。
そして迎えた講義初日。
今でこそ自分らしく働く友廣さんだが、かつては「社会的インパクト」の罠に陥っていたらしい。「立派なビジネスプラン」を考えているうちに、肝心な情熱が衰えてしまったこともしばしば。
そしてそこからの教訓。
考えるより、アクションする日を決めてしまえ。小さくても行動に移し、そこで出会った人々と、大きく育てていったほうが早い。
と、大企業ではとてもできないノウハウを教えてくれた。
そういうわけで、私が決めたのは次の2つ。
①4月1日までに、自分の肩書きを決めて名刺を作る。
②日々の心がけとしては、目の前の1人のためにできることをする。自分の時間が足りなければ、人に求める。
理由はおいおい書きますが、とにかく決めた!今日から始める。