ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

鹿嶋パラダイスの稲刈り

10/6-9は怒涛の4日間だった。

2日目は茨城県鹿嶋市にて、「鹿嶋パラダイス」の稲刈り。

鹿嶋パラダイスとは、農薬も肥料も使わず、土の力だけで作物を育てる「自然栽培」の農園で、そこの麦で作られたビールが旨い!ということは前にも書いたが、今回は現地を訪れるべく、稲刈りに参加させてもらったのだ。

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ところが、2日連続の稲刈りははっきりいって無謀!我ながらよく生還した気がするので、内容は薄いけど記録しておく。

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早朝。これまでに経験したことのない筋肉痛で、6:20に目が覚める。

稲刈りに参加するなら、八重洲を7:40のバスに乗らなければならない。もろもろ考えるとギリギリ。体は板のように動かないし、「寝たい、もっと寝たい…」と当日キャンセルが頭を過ぎる。

ところが!この日の私は偉かった。

「すっぴんで行く」という英断を下し、起きて出かけることができたのだ。

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八重洲には7:25に着いた。私のバスは7:40なので、多少の余裕すらある。「早めに着くなんて偉い!」と自分を褒め称えたがそれも束の間。

鹿嶋行きのバス停は100人を超える長蛇の列!聞けばJリーグだそうで、乗車は1時間待ちになるそう。困るなら電車で行けと冷たい台詞を浴びせられ、気が動転したのはいうまでもない。

せっかく痛みに鞭打って来たのに、間に合わないなんて…!と、再び当日キャンセルが頭を過ぎる。

ところが!この日の私は運も良かった。

一本前にJリーグと関係ない(カシマスタジアムに行かない)便があり、これに乗りなさいと神の声が。遅刻せずに着くことができたのだ。

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山の向こうはスタジアム

最後の敵は、10月史上最高という暑さである。

前日と同じく、鎌で刈るスタイルだったが、ただでさえ痛いのに、暑さがどんどんパワーを奪う。腕やら足やら「筋」の切れかかった瞬間が、気のせいでなく2、3回はあった。

ところが!この日の私は根性もあった。

「賄いカレー」の効力もあり、ほかの皆さんとの協力もあり、15:30まで働き抜いて、目的地である「PARADISE BEER」を訪れることができたのだ。

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ほぼ「命の水」

帰り際には、すぐ近くにある鹿島神宮も参拝。この日ばかりは1日の無事を心の底から感謝した。

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さて、1日の経験を通して感じたのは、「自信」っていうのは案外、こういう小さなことの積み重ねかもしれない、ということ。

2日連続で稲刈りとか、自分にはちょっと難しそうなことを敢えて完遂してみる。その道中で乗り越えたさまざまなことを、当たり前とせず感謝してみる。そして、忘れないよう記録しておく。←イマココ

世の中的に自慢できる成果じゃなくても、自分としては凄い!ってことを自分自身で増やしていく。これが世にいう「根拠のない自信」というヤツかもしれない。

唐澤さんの「土と生きている人には漠然とした自信がある」という台詞とも重なり、この忌々しい筋肉痛すら頑張った証に思えてくるから、自信ってヤツは不思議だ。

tokyo100k.hatenablog.jp