ヨコハマー!!!
といえば、ちょっとだけトラウマのある街である。
5年ぐらい前に広告営業をしていた頃、横浜担当だったのだ。
商品自体も難しかったが、とにかく才能がなかった。
売れない!辛い!行きたくない!で、下車すらできなかったことも。
では、営業を選んだのは失敗だったかというと、そんなことはない。
正直、2度としたくない。けれど1度したことに後悔はない。
営業の醍醐味は、良い商品があれば、自ら売りたい人を探せること。関係構築して、合意を得れば売れること。
未経験の私にとって、この発見は大きかった。店を開いて待たなくても、自ら会いに行けば良いのだ。
「足を動かす」
学費は少し高かったけど、この体感は大きかった。
世の中には、失敗を恐れる人がいる。
すぐに辞めたら失敗と見なす。今では理解できないが、転職や離婚が失敗と見なされた時代もある。
長続きしなければ「成功」と呼べないなんて、いかにハードルの高いことか。それじゃ「夢ある挑戦」は、どんどん遠くのものになる。
失敗が恐い人に、とっておきの処方箋がある。
それは、過去のネガティブな経験を好意的に解釈することだ。
私は成功者ではないが、挑戦だけはできる人で、その行動パターンの中に「過去の好意的解釈」がある。
どんな経験にも学びは必ずあるもの。経験そのものは変えられないにせよ、学びを見つける努力はできる。
「成功」を目標にすると挑戦は難しいが、「1つ学ぶこと」を目標にすれば、挑戦なんてちょろいのではないだろうか。
過去の好意的解釈から、挑戦癖をつける。失敗しても失敗しても立ち上がれば、やがて周囲が黙るはず。