ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

幸福の習慣|トム・ラス&ジム・ハーター

2、3ヶ月ぶりに本を読んだ。

セラピーをしてくれたN子さんと、旦那のAさんから借りたものだ。

「幸福の習慣」ということで、幸福度が高い人たちの「習慣」について徹底的に調べた本。

「年収が○○円以上が幸福」とかって、結果を定義するのではなく、習慣という「プロセス」を見ているのが面白い。

 

私がこの本を元に内省を深めたのはいうまでもないが、一番印象に残ったのはココ。

「仕事の幸福」とは(中略)自分の強みを活かす機会や、興味があることをする機会があり(後略) 

 なるほど。強みや興味「ありき」なのか。

 

というのも、この本が定義する「幸福」とは、

①仕事に情熱を持って取り組んでいる

②よい人間関係を築いている

③経済的に安定している

④心身共に健康で活き活きしている

⑤地域社会に貢献している

という5つの要素が「一体となっている状態」。

ところが多くの人は、例えば①のために④を犠牲にしたり、バランスを欠いた状態になっている。

と、これだけでも十分に頷けたけど、更に私の場合は、①を満たすために、自分の「弱み」を克服することにばかり、目を向けていたことに気づいたのだ。

 

これまで私が「心の隙間」を抱き、それを「転職で」克服しようとしたのは実はこれが3回目である。「今の自分じゃダメだ」と弱みを克服するために転職するも、全部失敗してきたことに今日気づいた。

もちろん失敗がダメとはいわないし、得られたものも多かったけど、さすがに40にもなればできることぐらい(少しは)あるので、コンプレックスの克服じゃなく、稼げるかどうかでもなく、「できることで幸福を感じる」を軸に、全体を組み立て直したほうが良いのかもしれない。

 

というわけで、早速「習慣」を見直した。

こんな作業も実は何度目?って感じだけど、大体が「運動する」というところに落ち着く。