今から十数年前、釜山での契約を終えて帰国する頃、小さな嫌な出来事が立て続けに起きたことがあった。
当時習っていた韓国語の先生に話すと、「あ、それは未練が残らないように、神さまが起こしていることです」といわれた。そういう諺があるのだと。日本でいう「後ろ髪を引かせない」といったところか。
良いエピソードっぽく書いてしまったが、
本日、追突事故を起こしました。
あ〜!もう未練ない!!さよなら!!!
それは店番中のことだった。祭り会場へ物資の輸送を頼まれたので、一旦店を閉めて車へ。5分ほど運転したところで物資の追加依頼が来たので、来た道を引き返しているところだった。
祭り中は、交通量が増える。信号待ちの列の後ろで、私も停止。ブレーキを踏み、散らかったサイドシートに目を移した瞬間だった。
ドンッ!
よそ見したこと。草履でブレーキの踏みが甘かったこと。これによる追突。
幸い怪我はなく、車の傷も大したことなかったけど、先月のスピード違反と同じく、限界感じました、自分の。
ちなみに物損はバンパーの取り替えで、10万円ぐらいの予想。保険屋さん、どうにかしてくれ!頼む!!
ということで踏んだり蹴ったりなわけですが、幸いなことに、私は釜山で起きた「小さな嫌な出来事」の内容を全く覚えていません。だから今回のことだって、心の傷はすぐに癒え、お金が解決してくれるはず…。