2日続けて、夜に入浴できなかった(朝入りました)。
遅く帰ったわけではない。寝てしまいたい欲求にただ勝てなかったのだ。
天井を、見つめながら考える。
「そんなに疲れることしたっけか?」
残業ぐらいはしたけど、それ以外はしていない。そして悟った。
40代は、生きているだけで疲れるのだ。
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1年ほど前、私は田舎に移住した。
「都会に疲れて」移り住む人は多いが、私もそういうつもりだった。
ところが、だ。
田舎はもっと疲れた。
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都会に疲れた。田舎にはもっと疲れた。そして都会に戻ってきても、やっぱり疲れた。
要するに、場所の問題ではない。体力の問題だ。
年を取れば体力が落ちる。
この真理に目を向けず、やれモチベーションだ、やれ貢献欲求だと、気力の問題にするのが間違っていたのだ。
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私は今後も年を取り、体力だって落ちるだろう。
体力が落ちれば気力が落ちる。体が万全でないのに、気力が「先に」湧いてくることなどない。
今後のことを考えたいなら、まずは体!なんといっても体!
そして気力が湧いてきたら、正しい方向へ向けてあげる。日々はその準備である。
っていう、至極当たり前なんだけど、自分としては転換点になることに気づいた。
こんなに毎日、いろんなことができないのだ(疲れてしまって)。
そう考えれば人生なんて、1個でもことを為せれば、十分なのかもしれない。