ゆかこの部屋

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NIPTを受ける(妊娠11週/3ヶ月)

妊娠11週(11/6-11/12)のふりかえり。体調は良く、妊娠前を10とすれば、8か9ぐらいの体調。下腹部が少し出てきて(前から出てるけど)、ゆったりした服でなければ少ししんどくなってきた。

さて今週は、「NIPT」を受けてきた。

NIPTとはダウン症などの染色体異常を調べる「出生前診断」の一つで、血液検査だけで調べられる上に、的中率は(流産リスクのある)羊水検査並みに高いことから、近年普及している検査方法。

病院ではまず1時間ほどのカウンセリングを受け、

・NIPTとほかの検査との違い(検査方法、的中率)

・NIPTで調べられること(全22組ある染色体のうち、流産せず出生に至る確率の高い21番、18番、13番について調べられる。21番がダウン症

・陽性判定が出たら、羊水検査などの「確定検査」を受ける必要がある

・NIPTは保険適用外なので高い(この病院は自費で10万5千円)

などの説明に加え、父母の家系に遺伝子疾患の人がいないか、陽性判定が出たらどうするつもりか、などのヒアリングを受けた。

私たちの場合、この高齢出産について不安を抱えているのは彼のほうであり、NIPTを強く望んだのも彼のほう。彼が真剣な顔であれこれ質問するので、「こんなに真剣に考えてくれる旦那さんは珍しいですよ〜!」と感激のカウンセラーさん。聞けば「どうせ陰性でしょ?」みたいな態度で臨む人が多いらしい。それでよく払えるな、10万。

NIPTに限ったことではないけれど、今回の高齢妊娠でつくづく感じているのは「数字で考える重要性」だ。

というのも、ネットで「高齢出産」とか「NIPT」とか調べてみると、不安になる情報が出るわ出るわ。出生前診断の対象となる「染色体異常」はほかの先天性疾患に比べて母体年齢との関連が深いことから、不安を煽るだけ煽り、より高額な検査を受けさせようとする野良のクリニックが増えているのだそう。カウンセリングもろくにしないので、業界内で問題になっているんだとか。

ちなみにこの日聞いた内容によると、

・生まれてくる赤ちゃんのうち先天性疾患のある子は3〜5%(母体年齢関係なく)

・その原因の25%は染色体異常

・そのうち71%を21番、18番、13番の異常が占める

・但し43才妊婦の場合、21番の異常が出る確率は37人に1人にも上る(ほかの染色体はもっと下がる)

ということで、私たちは10万5千円払って、

3〜5%×25%×71%=0.5〜0.8%

の確率で陽性が出る判定を受けに行ったということ。

しかしこの数字は年齢を勘案していないので、「37人に1人」のほうを取るとすれば2.7%になるが、それでも97.3%は陰性になるということだ。

もちろん、検査では染色体異常しか分からないし(残2.5〜4.2%は調べることができない)、陽性が出たときの覚悟も必要だけど、だからといって、不安を煽る情報に踊らされすぎてもいけない!!!

 

検査結果は2週間後の22日。私は心配しても仕方のないことは心配しない性格なので、夜もぐっすり眠れている。

そのときは、そのとき!