歩いて、ネコからヒトになった。
1才2ヶ月を迎えた我が子。7月になるかならないかの頃に歩き始め、今では家でも外でも、トコトコ歩き回るようになった。
歩くことからヒトになるのか。歩き始めたと共に、暮らしの中にもさまざまな進化が。
どんなに教えてもしなかった「いただきます」をするようになったり、見たい本を棚から取り出してきたり、パパが帰れば玄関まで迎えに行ったり…まぁかわいい!
ハイハイではいずり回っていた頃は、引き出しの中など荒らしてはそのまんまだったが、この頃は戻してくれるようになったのも、「ネコからヒトになった」と感じるゆえん。但しぐしゃくしゃだけど。
今月のできごと
今月はあちこちに出かけたのだった。遠いほうから①名古屋、②湘南、そして③都心(実家のアタミも)。
①まず名古屋では、私の兄に会った。単身赴任の家に母が遊びに行くというので便乗したのだ。
我が子を兄に会わせるのは初めて。互いにどんな顔をするかヤキモキしていたが、我が子は、テレビを見る兄の膝に座ったり、昼寝する兄の顔に座ったり、本当に…誰に似たのか分からない(両親共に人見知り)ほどの愛嬌で、初回からしっかり懐いてくれた。ただ一つ、抱っこだけは泣いた。ふふ。
②湘南へは、5月に出産した友人を訪ねて。5月といえば我が子も5月生まれなので、ちょうど1才差なのだ。
ここでも我が子は、誰に似たのか分からない愛嬌…というよりはどこでもリラックスできてしまう図太さを発揮!
授乳で赤ちゃんのいない隙にそのベッドに寝てしまったり、本棚の本をドサドサ外に出してしまったり、まるで自宅のように寛ぐ寛ぐ。極めつけは、名古屋で兄にもそうしたように、寝ている赤ちゃんの顔に座ってしまった!おいおい、さすがにやめてくれ!!
ちなみに、出産したばかりの友人は1年前の私がそうであったように、日々赤ちゃんに振り回されているようす。私も未だ振り回されているけど、0才と1才じゃ全然違うんだな。「しんどい8割」だった1年前。今は「うるさいけど面白い」やら「鬱陶しいけどかわいい」やらが混ざって混ざって…。そのトンネルの先には、虹色の世界が待ってるよ、と教えてあげたかった。
③都心では、友人の個展を鑑賞。
例に漏れず「猛暑」の日だったので、子連れで行くのは不安だったけど、こんな機会でもなきゃ多摩に引きこもりっぱなしの私。意を決して行ってみたら…意外と行けた!
個展のほうは、自然の草花で染めるテキスタイル。我が子は天井から吊り下げられたその布で「いないいないばあ」などして遊んでいたが、自然に親しんでもらうためにわざわざ多摩に住んでいるんだから、そのうち、その価値の分かる子になって欲しい。
以上、今月もよく育ち、よく育てました。