6日目、ヘルシンキ→。
HELSINKI
9:00 中央駅に荷物を預け、ヘルシンキ大聖堂へ。
目が覚めるような白亜の教会は、ヘルシンキを代表する建物。
少し歩いて、
10:00 ウスペンスキー寺院着。
中はロシア式の祭壇。
北欧、北欧と呼んでいるが、フィンランドの隣国はロシアであり、また100年前まではロシア領でもあったらしい。
10:30 遠くへ来てしまった、、、としみじみ感じながら、マーケット広場へ。
広場では生鮮食品だけでなく、
カフェで朝食を食べたり、民芸品を選んだりも出来る。私は、小枝で出来た色鉛筆を購入。
11:00 大急ぎでトラムに乗り、
11:30 見学を予約しておいた、アアルトのアトリエへ。
アアルトはフィンランドを代表する建築家。キッチンでガイダンスを受けた後、スタジオへ。
スタジオの外は、中庭になっている。映画の好きなアアルトは、壁を銀幕にして楽しんだらしい。
天井裏には、当時の図面がぎっしり。クリエイティブな空気を、吸えるだけ吸ってアトリエを後に。
アトリエの近所には自宅もある。13時~予約したので、辺りをぶらぶら。
街角に林檎が転がっていたり、
緑の中で子供たちが遊んでいたり、
北欧の色に、北欧の光に、一瞬も目が離せなかった。
13:00 アアルトの家。制限人数20人に対し凄い行列だが、そこは毅然とした態度で「予約しました!」と主張。
広々とした居間に、
寝室、
そして読書室。暮らしに必要なものが、必要なだけあるシンプルな室内。
中でも気に入ったのは、植物が置かれたダイニングの窓辺。庭という小さな森を借景にしているみたい。
14:00 アアルトの面影を後に、再び街へ。
14:30 ヘルシンキの最後は、アアルトの設計したアカデミア書店。
吹き抜けが印象的な店内に、
家作りの本がいっぱい並ぶ。家を大切にする北欧人に、学ぶことは多いと思う。
15:30 アアルトカフェでちょっと休み、郵便局で買いたかったものを買い、
SHIP
16:00 オリンピア港着。ヘルシンキ→ストックホルムは、豪華客船の旅なのだ。
リゾートホテルのように大きな船内に入ると、
全12階建ての船に、エレベーターは10機以上。中にはレストラン、サウナ、カジノ、免税店にプレイステーションルームまで!!!
17:00 出航。
取り敢えずデッキに出れば、どんどん遠ざかるヘルシンキ。ムーミンでも出てきそうな小島の、間を縫うようにシリアラインは進む。
家があって、家族と仲間がいて、自然がある。それ以外何が要るんだって、北欧にいるとしみじみ感じる。
バルト海を眺めながら、終わりつつある旅を思いながら、日本に戻ってからのことを、少しだけ考えた。
COST
※1EUR=114JPY
宿泊費:73.5
食費:3+9.8+2
交通費:2.5×2
見学料:17+13
土産代:9.9+6+15
洋服代:24.9
雑費:3
-TOTAL-
20759円
HOTEL
Tallink Silja Line
ヘルシンキ⇔ストックホルム間を結ぶ豪華客船。バルト海に多数の航路があり、個人旅行ならYH的な利用も出来る。