ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

生後5ヶ月│離乳食という新たなステージ

10月17日で、子が5ヶ月になった。

体重、身長共に測っていないが、大きくなったのは明らか。片腕で抱えられた子が、今じゃお姫さま抱っこなのだ。

5ヶ月、といえば離乳食を始める時期。始める目安として「大人が食べるものに興味を示す」があるらしいけど、示す示す。毎晩、彼女の寝た後で大人が食べていることに気づいたか、寝ないで同席したがることが増えた。

増えたといえば、奇声や喃語も増え、キャーキャーウーウーよく叫ぶ、よく喋る。

これは「泣く」以外の発声練習らしいけど、気づけば「泣く」よりも「笑う」のほうがうんと増え、割合3:7ぐらいか。今まで「頑張って」育児していたのが、「楽しく」育児できるようになってきた。

もう一つ嬉しかったのは、胎児の頃から読み聞かせ続けた絵本に、ついに反応を示したこと。

私は子どもと遊ぶのが得意ではないため、いざ「育児」を始めるというときに、散歩と絵本ぐらいしか、できそうなことがなかったのだ。それで、いわば長過ぎる1日を埋めるために、意味も通じない絵本を読み聞かせ続けてきたのだった。

毎日毎日読んだ本は、今やお気に入りの玩具TOP5にも匹敵するレベルに。継続は力なり、なのだな。

今月のできごと

今月最大のできごとは、母が車をくれたこと。

買ってくれたわけではなく、自分の乗っていた車を。高齢になったのでそろそろ運転を止めるか考えていたところに、娘(私)が郊外で育児を始めた。それなら…という経緯。

子どもを乗せるとなるとチャイルドシートが要りけど、それも20年来の友人に貰い(ベビーカーなども貰った)、かくして私のカーライフが始まった。

実は私は、車の運転が大好き。子どもがいるのでやたらなことはできないものの、ちょっとした買い物はもちろん、今まで行きたくても行きづらかった大きな公園やショッピングモール、ロードサイドの外食など、行動範囲が劇的に広がり、多摩地域で暮らすのが10倍楽しくなった。

高齢ママの身体

車を貰って良かったことがもう一つ。それは身体が楽になったこと。

車が来る前の日記を見てみると、9月は夫のコロナ騒動もあったし、それでなくても猛暑の中、散歩に買い物に園見学に、徒歩、バス、電車で出かけまくっていたのだ。

食料品なんて買いに行った日にゃ、エレベーターもない古い団地の階段を、荷物と7キロの子ども抱えて上がるという、ランドセル両面背負いじゃないんだから…。あまりに具合が悪いので、更年期のせいにしては「命の母」を飲んでいたが、車を得た今は週に1回飲むかどうか。私にとっては、車をくれた母こそが、本当の命の母なのかも…←?

今月の一冊

そんな今月の1冊は、キム・ジョン・ペイン著『ミニマル子育て』。

ミニマル子育てーー少ないは多いにまさる 子どもと親が育ち合う

シュタイナー教育の先生が書いた本で、サブタイトルは「少ないは多いにまさる」。

500ページ以上を強引に要約すると、子どもには多くのモノを与えすぎるな、多くのコトをさせすぎるな。それでこそ大切なもの/ことに集中できる、というような内容で、子どもを取り巻く環境や暮らしのリズム、スケジュールの整えかた、その効能が書かれている。

私はモノの断捨離はできるものの、スケジュールを詰め込みすぎ(て疲れ果て)る傾向があり、それこそ車なんて貰った日にゃ、暇さえあれば出かけたくなってしまうので、モノだけでなくコトも減らす、という考えは目から鱗であった。

 

子育ては長い。整え整え、継続していきましょう。