ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

生後7-8ヶ月│病気して強くなった!

「噴水のように吐く」というのを初めて見た。

12月30日の早朝。普段通りミルクをあげたら、「ごぼっ!ごぼごぼ…」と、その大半を吐いてしまった我が子。

突然のことに驚き育児書を開くと、噴水のように吐くのは「感染性胃腸炎かも」とのこと。

幸い嘔吐は2回で止まり、発熱もなし。ド年末でもあったので家で療養することに。離乳食を休み、ミルクも50mlから。

その日一日テンションは低かったが、翌日以降、徐々に元気の戻ってきた我が子。生後7ヶ月にして、初めて病気にかかったのであった。

子どもの病気は親が苦しむ

さて、今回のことで苦しんだのは、子どもより寧ろ大人である。翌12月31日。今度は私が嘔吐してしまったのだ。

私は「つわり」でも吐かなった、不調とは縁のない人間。なのに朝から、吐くものがなくなるほど吐いた。

晦日ということで夫がいたので、育児は任せて寝ることに。離乳食のストックを食べては、胃腸薬を口にする。午後には38度の熱が出て、頭はクラクラ、体はフラフラ。

そんな中、隣の部屋から聞こえてくるのは、「うわぁぁぁ!」という夫の悲鳴だ。泥水並みにゆるくなった子どもの下痢。それが漏れ、背中…ひどいときには首のほうまで回り、ベトベトになってしまうのである。

少なくとも1日5回は着替えたか。ありったけの服を着せてもなお足りない。夫には苦労かけたが、とはいえ私にはどうすることもできない。

熱にうなされながら、考えたことはただ一つ。子どもが生まれて以来、丸一日寝たことなんて一日としてなかった。きっと神さまが大晦日に、その機会をくれたのだと…。

病気で本当にパワーアップ

翌1月1日には、(予想通り)夫が不調。予定していた帰省は、その回復を待ち1月6日にすることとなった。

2ヶ月半ぶりに会ったばーば(私の母)は(予想通り)メロメロだったが、そんな中で「魅せて」くれるのが、何を隠そう我が子である。

実家に着いて数時間後に、いきなりハイハイを始めたのだ。それまでできそうでできなかったのに、夫と母の眼前で、堂々と。

その姿からは、こんな声が聞こえてきそうだった。「ママ一人だけに見せたんじゃ勿体ない。せっかくなら、パパもばーばもいるときに披露しよう。」

それにしても、災いは忘れた頃にやって来る。

初ハイハイで盛り上がったのも束の間。翌日にはばーばが胃腸炎になってしまったのである。高齢のため2、3日はゆっくり。片や、我が子は全くゆっくりしてくれない!

覚えたてのハイハイで歩き回り、テーブルの下に潜んでみたり、箱や扉を開けてみたり、猫でも飼ってたかというぐらい、目につくもの全てを、見て触って舐めまくる。

「赤ちゃんは病気するたびに強くなる」と聞くけれど、免疫だけが強くなるのではなく、どうやら全体的にパワーアップするもののようだ。