2008-01-01から1年間の記事一覧
翌日は、6時起床で日の出を拝んだ。 伊勢神宮(内宮)の祭神は、天照大神である。 闇に光を、大地に命を。天を照らす神=太陽だとすれば、常に当たり前にあるその存在、奇跡にしか感じられなくなる。 宿を出て、車を借りて、志摩半島へ。自分の目に映る景色…
原因不明の全身痛に襲われ、平日を休日にしてしまった。骨を治してもらい、筋を治してもらい、聞いてみた原因は、「運動不足」。 伊勢神宮に行ったときのことを考えていた。20年に1度迎える「式年遷宮」の準備中だった。 式年遷宮とは、正殿を立て替え、神を…
新宿にて、「蜷川実花展 -地上の花、天上の色-」を鑑賞。 渇いた喉を潤すつもりが、まるで、大量の血を飲まされているみたいだった。花なのに、ケモノみたいな。向かい合うだけで力を奪われる、鮮やか過ぎる色の洪水。 そのまま帰る気も起きず、雨の中を散歩…
価値なんて、相対的なもんで。「隣の芝は青い」。それは本当に本当だ。 絶対的価値なんか、ない。
木曜の昼間、職場に宅急便が。依頼主は津和野の祖母。同僚に見られて、恥ずかしいのは2度目。前回は確か米だった。 箱を開けると今回は、里芋、豆茶、柿にりんどうの花。メロンまである。どういう組み合わせかとよく見ると、箱の側面に「秋の津和野パック」…
夏の楽しみ=屋外でビール。味わえない人は、人生損してると思う。
私の望みは大きくない。 ワンピース着て、陽の当たる部屋で、毎日料理したり、映画見たり、たまに旅行したり。趣味を楽しみながら、ゆっくりゆったり暮らしたいだけ。 そして、花。テーブルの上には、花。
蒼白き多摩川に思い浮かべて、滑るように穏やかに今日が暮れてゆく。
卒業したその日の千鳥ヶ淵の桜は、目を疑うほど満開だった。きっと生涯忘れられない、私にとっての、永遠の桜。 桜ほど、命の短い花もない。きっとそれは、「若さ」みたいに短くて、時の輝きに重なるんだと思う。 門出の隣に桜がある。ただそれだけで、感謝。
3日前には蕾だった近所の桜が、今日見たら8分咲きになっていました。 地下鉄沿線の暮らしは便利だけど、思わぬ弊害もあるものです。四季の変化に、鈍感になってしまう。 目黒川の桜は、昼は水面、夜は提灯が素敵。ぼんやり浮かぶ桜のように、また夢みたいな…
桜はキレイに撮れないけど、夜桜はもっとキレイに撮れない。レンズ越しの虚像ではなく、目の前の実像を見なさい、という意味か。 春満開の六義園。桜は、撮ろうとして撮ってはいけないことが、分かった(反省)。
日本中が、桜色に染まる季節。もうすぐ。わくわく。 ランキング参加中植物
上京して10年、帰国して1年が経った。転機はいつも、3月なのだ。 映画「めがね」に触発されて、春の海へ。ひねもす、のたりのたりしに。 上京したての頃は、欲しいものが山ほどあった。しかし、その全てを身につけるには、人生は短すぎる。 本当に必要なもの…