木曜の昼間、職場に宅急便が。依頼主は津和野の祖母。同僚に見られて、恥ずかしいのは2度目。前回は確か米だった。
箱を開けると今回は、里芋、豆茶、柿にりんどうの花。メロンまである。どういう組み合わせかとよく見ると、箱の側面に「秋の津和野パック」。津和野の農産物を、セット販売してるらしい。
苦労して家まで運び、再び中を見てみると、A4の紙が。
味は普通。津和野の味です。
ぶっ刺さりました。
作った人の顔が見える、ごく普通の野菜。食品偽装とか、ブランド米とか、そういう類の真逆。背景に、津和野の町の未来に対する、人の想いも見えたりして、ぶっ刺さったのです。
りんどうの花を植え替えました。
好きでもすぐに枯らす私。それは花の命を、簡単に考えていたからこそ。そして人の心を、軽く扱っていたからこそ。
今回は、枯らしません。
今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」