A子さんB子さんと「巣鴨の母」に行くことになった。
場所は、地蔵通り商店街。都電荒川線の庚申塚駅付近。
到着すると、壁には中が見えないぐらいびっしり紙が貼られていて、そこにあるのは「惚れると惚けるは同じ文字」みたいな、人生の格言めいた言葉たち。全体的に綾小路きみまろ臭が漂う。
ぶらぶらしながら待つこと10分。予約時間が来たので、どやどや中へ。
占い師さんというのは、怖い、優しい、真面目など、いろいろ種類いらっしゃるのですが、結論からいうと、ここは和やか!綾小路きみまろ臭は正しかった。
占う、というよりも、人生の先輩に会いに行く、みたいな感覚で利用するのが正しいでしょう。
実際はこんな感じ
まずタイマーで20分をセット(2000円)。
生年月日と手相を元に、どういう人格だとか考えだとかいうことを言い当てられ、気になるテーマについて喋りながら、「転機となる年」などを調べてメモしてくれる。
私たちは3人が3人の内容を聞いていたので、
3人とも酒豪なのは、全員に二重生命線があるからだなーとか、1000人に1人しか出ないといわれる「神秘十字線」が3人中2人に出ていたなーとか、私のことを「自由で奔放」な人だと羨ましがっていたA子さんが、手相的には最も自由で奔放だったなーとか、
1人なら「へぇ〜」で済ませるところを、あーだこーだ答え合わせするのもまた楽しい、巣鴨の母体験でした。