ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

どこで、だれと、なにをしたいか

働き方研究家、西村佳哲さんのワークショップに参加してきた。

タイトルは「どこで、だれと、なにを」。これからの仕事と暮らしについて、扱ってみる1泊1日だ。

私は西村さんの著書「かかわり方の学び方」で、内容はもちろんだが、その純粋な文体に感銘を受けた。こんなものを書けるのは一体どんな人だ、という興味があったのだ。

  

本から受けた印象通り、西村さんには、めいめいの純粋な想いを引き出す、独自のアプローチ方法があった。

それは、西村さんからの簡単な問いかけ(例えば、「仕事と暮らし」と聞いて、何を連想する?とか)に対して、2人1組、3人1組で対話していくというもの。

他者との対話を通して、他者との違いを味わい、「自分自身」を浮き彫りにしていくのだ。気づいたら、心の声が引き出されていて、頭ではなく、心と体で、唯一無二の答えが見つかっている。 

働き方ワークショップというと、自分史を書いたり、理想の未来を考えたりするものだが、自分自分って独りで考えてもダメらしく、

働く=他者との関係(=社会)の中でどう生きるか、なんだから、他者との対話の中で見出さなければならないらしい。

そして、広い社会を起点に考えてもダメ。大きすぎて純粋でなくなるらしい。小さな小さな自分から、ゆっくり引き出していかないと。

ちなみに、私の答えはこんな感じになった。意外。だけど納得。

▽するべき=さまざまな行動や勉強をすること。それを通して、知識や経験(=知恵)を蓄積すること
▽できる=聴くこと。背景も含めて、意図や真意を理解すること
▽したい=前向きに頑張っているが、今は少し困っている人を、自分の知恵で助けること

▼どこで=「だれと」の多い世界(文京区。谷根千。ルーツの土地や今の会社も悪くはない)
▼だれと=前向きに頑張っているが、今は少し困っている人

▼なにを=私が得てきた(得ていく)知識や経験を総動員してサポートすること