笑いたければ泣けばいい。
逆説的なようだけど、最近気づいた、メンタルの法則である。
1週間ほど前、仕事が多すぎパニックになり、涙が2、3滴流れるということがあった。
その間、2分ほどのできごとで、驚くほどに心がすっきり。その後23時まで、仕事に集中することができた。
その1週間ほど後、今度は私生活で悲しいことが。仕事にならないほどもやもやするので、この前のことを思い出し、敢えて泣いてみることにした。
私は何が悲しいのか。
不思議なもんで、平常心で考えるよりめそめそ泣いているほうが、涙の原因が早く分かる。流れる涙の量が、「それそれ、それが原因だよ!」って、教えてくれているようなのだ。結果として、笑うまでの時間が短縮されることになる。
顔で笑って心で泣いて。
こんな表現があるように、大人は涙することを我慢すべきとされている。だけどそれは、本当は逆。
私の中には、子供のように泣きたがる私と、それを制する大人の私とがいて、そのどっちかだけを正しいとすると、正しくないと判断されたほうが、どっちにしろ反旗を翻してくる。
結局のところ泣かなければ、笑うことなどできないのだ。
だから、
大人であろうがあるまいが、泣きたいときは、とことん泣くべし。但し人には見えないところで、早く笑うという目的のために。