横浜で「JAPAN BREWERS CUP」を見てきました。
3本目の3本目は業務用レポート。
出張費をもらった以上、爪痕残さねばならないので、マリオ+☆が無敵であるように、私+ビールは無敵なんだぜ!ってことで、三日三晩、見学してきました!
JAPAN BREWERS CUPとは(再掲)
2013年から毎年1回開催されているクラフトビールの審査会+フェスティバル。例年200以上の銘柄がエントリーする審査会の特徴は、審査員がブルワーのみであること。主催は「横浜ベイブルーイング株式会社」で、2019年の会場は、横浜の「大さん橋ホール」。
見学したかった目的
短期的には、醸造免許取得に必要な情報を得るため。具体的には、レシピ開発のヒントや、仕入元/販売先のヒントを得るため。
そして中長期的には、ブルワリー同士のネットワークを得たり、イベント参加の意味を学んだりするため。
目的は果たせたか
・レシピ開発のヒントを得る→〇
・仕入元/販売先のヒントを得る→△
・ブルワリー同士のネットワークを得る→〇
・イベント参加の意味を知る→〇
今後に生かせそうな示唆
イベント参加はブルワーにとって成績表のようなもの。
イベント主催者からその日の売上ランキングが教えてもらえるだけでなく、イベント来場者はクラフトビールのコアなファンだけではないので、その素直な反応が次のビールのヒントになるとのこと。
という情報を踏まえ、以下3つの目的で、イベントには定期的に出展するのが良さそう。
①新たなファンを獲得するため
現在、販売先としては、篠山に来る人の来客と、京阪神での卸売を想定しているが、イベントの場に「出ていく」ことで、この両方がスピードアップしそう。
クラフトビールイベントには、篠山に興味がない(或いは知らない)人のほうが多いと想定すると、クラフトビール→篠山の循環が生まれるきっかけが作れる。
②味を磨くヒントを得るため
クラフトビールは、非常に自由な世界で、味の種類も多い。言い換えれば、何を作っても飲んではもらえるが、「本当に旨いもの」となったときに、正解が見つけづらい世界ともいえる。そんな中で、一気に多くの人に飲まれ、即時フィードバックが得られるイベントの場は、好まれる味のPDCAを回すのに絶好の機会である。
③ブルワリー同士のネットワークを得るため
ブルワリー同士はライバル関係ながら、同じイベントを切り盛りする運命共同体でもある。現に味やブース運営について、互いのビールを買いながら情報交換する姿が散見された。逆に、自分だけが目立ってやろう、儲けてやろうという姿勢は(あるかもしれないが)見せず、ネットワーキングしていく文化がありそう。これに入らないことは百害あって一利なし。
レポートは以上!早く名刺が欲しい〜。