ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

変わること、変わらないこと

4年ぐらい一緒に住んだ人と、別れるときに毎日聴いていたのが、くるりの「キャメル」という曲だった。歌詞がドンピシャだったのだ。

 

♪いつまで経っても変わらないことは、確かなものなんてないことだ

 

行く川の流れは絶えずして、しかも元の流れにあらず

といおうか、

月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり

といおうか、

「変わらないものなんか何もない」というそのメッセージが、変わらないまま終わったわたしたちの関係に、深く深く突き刺さったのであった。

 

「現状維持は退化である」と、ビジネスの世界ではよくいわれる。だけどそれは本当は、全てにおいて共通なんだと思う。

「退化」とはいえ生き抜けば、死ぬことはきっとないんだろうけど、果たしてそれって、生きてる心地するんですか?っていう。そういう意味で「死」を意味するんじゃないんですか?っていう。

 

変わること。変えること。何か1つでも変えること。遅々として進まないとしても、決して止まらないこと。

人が何をいうかは分からない。けれど、私の人生を誰よりも大事に、そして楽しみに出来るのは、私自身だって信じること。