「不要不急」な外出をしなくなって、4月の「出費」が劇的に減った(前月比)。
食費 ¥42618→21763(-20855)
交際費 ¥14864→5088(-9776)
交通費 ¥9520→1000(-8520)
衣服・美容 ¥25521→18630(-6891)
趣味・娯楽 ¥6410→2209(-4201)
3食自炊で外食しない。着替えないから服を買わない。出かけないから交通費も激減。などなど。
一方、増えた出費はというと、
教養・教育 ¥1950→7541(+5591)
日用品 ¥1595→2579(+984)
図書館が閉まったせいで書籍代が増えたけど、交通費のマイナスで十分カバーできている。もっと買えるのか…!
世の中的には「倒産」が相次いでいる。
「宿泊業が突出」「次いで飲食業」ということだが、それは財布を見ていても分かる。
インバウンド頼みもあったにせよ、今、潰れかかってる業界は「不要不急」だったのか。
何が不要で、何が不急か。
ステイホームが推奨される中で、「断捨離」する人も増えているらしい。
不要なら買うな、という気もするが、それでも買ってしまうのだ。「捨てる」「残す」の作業を通して初めて、自分の「不要不急」が分かった、という人も多いだろう。
最近では、「withコロナ」という言葉を聞くようになった。
長い戦いをどう暮らすか、考え方の変革を求められているのだ。
「外出できない」という中で、選択肢が絞られる中で、自分にとって、大切なものは何か。
私の場合は、本と映画の時間が増えた。
一方、失って良かったものの1つは、「GWは旅行に行くもの」というような、常識。同調圧力のようなもの。私には「皆が行けば行きたくなる」習性があるけど、本来なら行きたいときに行けば良いのだ。
選択肢が「最適化」されただけだと、考えられなくもない。
自分にとっての「要」「急」は何か、なくなって困るものは何か。浮いた予算で、買い支えたい業界はどこか。などなど。
憂うだけでなく、考える。
そういう機会と考えれられれば。