ゆかこの部屋

小さな幸せを集めて貯めるblog

「勝つ」って何だ?

今の上司は何でも戦争に例えるのが好きな人で、やれビジネスは戦争だの、営業マンは兵士だの、競合に負けることは死を意味するんだのということを平気でいう。

法政出身のせいか(?)、私は特にアレルギーもなく、競合との戦況(!)や、うちの会社のグローバル戦略、果ては隣国との領土問題に至るまで、実は全てが繋がっていて、勝たなければ負けるだけなんだ、ということを何となく感じている。

そして私たちの人生は、自ら切り開き生きなければ、今死のうと同じなんだ、ってことも。負ける=選択の自由の喪失、というのか。

で、問題になるのは、「勝つ」って何なんだってこと。

最近、いろんな若手と話していて感じるのは、みんな「欲がない」ってこと。私もそうだったから、気持ちだけならよくわかる。

今、ある程度楽しいじゃん。どうしてわざわざ戦うの?勝つためになんで、いろいろ犠牲にしなきゃなんないの?って。

戦う気満々の人は「平和ボケだ」っていうけれど、俺たちにいわせりゃ、頑張ってる人の気持ちよさなんて、頑張れる人、それで報われてきた人にしかわかんねぇよ、って。

凄くよくわかるけど、勝ち負け以前に、頑張る(≒人の役に立つ)ことが楽しいんだって、私はこの3年ぐらいで思ってきた。

んで、頑張った結果として成果が出て、それにより認められて、私を求める人が増えて、ますますやりたいことができるようになり、気分上昇ループへ!毎日生きてて楽しいぜ!

っていう、これこそが、(競合はともかく)自分に勝つってことじゃないかと。

「勝つ」ことと、「欲のない若者」と、接続、出来ないかなぁ。。。

もたもたしてる暇はないけれど、いきなり成果を求めるよりも、頑張ることそのものが楽しいんだ。って、そんなことを伝えたいな~。