3日間は速玉大社。
那智、本宮とは違い、JRからも歩いて行ける、便のいい神社である。
が!
私が伝えたいのは、そんな呑気なことじゃなくて、
速玉大社の「摂社」である神倉神社と、熊野川のこと。
速玉大社があっさり終わってしまったから(!)摂社に行くことにしたのだ。確か。
ところが!
そんな気分とは裏腹に!
えっと、、、これ登るんですか?
という、崖にしか見えない石段が待っていて、
登っても登っても待っていて、
いやー、これこそ巡礼でしょう!
という景色が、待っていてくれたのだ。
同じく自然の壮大さ、という意味で、必ず体験して欲しいのが、「熊野川下り」。
速玉⇔本宮の足としても利用できる船旅は、
「世界遺産」となった結果、
橋をかけることができなくなり、昔ながらの姿を残すことになった、熊野川を楽しむことができる。
船頭さんの角笛と、悠久のときを行く1時間半。
やがて「現代」の橋に辿り着くとき、
タイムスリップしていた自分に気づいた。