卒業、退職、失恋など、人生の節目節目には旅を常としてきた私ですが、7年働いた会社を辞めるというのに今回は、何と旅行に行かなかった!
では、何をしていたかというと、料理、掃除、洗濯など、いわゆる「ちゃんとした暮らし」を。
これにはもちろん理由があって、最近、私の頭の中は、こんな考えに支配されているのだ。
幸せな人生は幸せな今日の積み重ねであると。
毎日当たり前にすること〜食事とか睡眠とか〜で今の2倍の幸せを感じてしまったほうが、自分で結論の決められない仕事に一喜一憂するよりも、よっぽど確実に、幸せな今日を積み重ねられますよね、という、そういう話。
とはいえ、何から先に頑張るか。それがわかってりゃ35年も苦労してないよ、というところで、頭でっかちな話。マズローの欲求階層説。
1年営業やってみて、健康を害すると、仕事も自己実現もないと痛感したため、この階層順に満たすことに決めた結果、冒頭に戻り、料理、掃除、洗濯(生理的欲求)だと。
なんだかんだでいいですよ!生活の実感というのは!
にしても、ここまで書いて思うのは、ちゃんとした生活なんて、したほうがいいに決まってるし、現にしてる人もいっぱいいるのに、いざ自分がそれを選ぶかどうかとなったとき、ここまで考えないと納得出来ない自分って何なんだと(笑)
怠け者と働き者の遺伝子を受け継いでしまったために、自分を受け容れつつ、律して生きるのがほんと大変!