JAZZなんてものを5年ぶりに聴いた。
仲良くしてもらっているバーのオーナーから「JAZZの流れる空間に和服の女がいるといい!」と声かけていただき、JAZZ LIVE当日の即席ホールスタッフになったのだ。
左の和服が私
LIVEは浅葉裕史さん率いるギター、コントラバス、ドラムの3人構成。
あのJAZZ独特の、とろ〜んとした甘い音色。別の楽器であるはずが、互いに溶け合い一体化していくあの感じ。少なくとも数秒ぐらいは、映画の1シーンに入り込んだような感覚があった。
どうやらJAZZという音楽には、演奏者同士が呼吸を確かめ合うように、自由に即興で演奏する作法というものがあり、故に音色だけでなく、そこに集まる人たちまでも、1つにする力があるらしい(分かった気になってますw)。
違う世界に暮らす人たちが、同じ夜に同じ空間で同じ感動を分け合うという、考えようによっちゃ奇跡のような時間が、この世には本当にある。
平素、受け容れ合うことすらままならない世界に暮らす私は(ってどんだけ!)、腹の底から温かくなったのでした。
貴重な時間をありがとうございました。